社会

東京五輪・パラリンピックのレガシーは、てんこ盛りの「不祥事と疑惑」

東京オリンピック・パラリンピックが2021年7月23日から始まった。8年前、2020年オリンピックが東京に決まった瞬間、多くの国民は歓喜に沸いたに違いない。しかし、その後、トラブルや不祥事や疑惑が次々に露呈し、大会関係者はその対応に追われた。主な不祥事と疑惑をまとめてみた。感動と勇気と希望を与える東京オリンピック・パラリンピックとして記憶されるのか、それとも不祥事と疑惑のレガシーを歴史に刻むのか。これ以上、負の出来事が出てこないことを望む。
社会

四国が梅雨明け 梅雨の長さは統計史上最長

気象台は、7月19日、「四国が梅雨明けしたとみられる」と発表した。梅雨の期間65日は1951(昭和26)年の統計開始以来最長日数、梅雨明けの発表が四国単独で最も遅くなったのも統計開始以来「初」と記録づくめ。17日には近畿地方と東海地方が梅雨明けしたとみられると発表した。今年は梅雨入りが早かったこともあり、梅雨期間は平年より2週間ほど長く、過去最長の62日間の長い梅雨となった。梅雨が明けると、30℃を超える真夏日や35℃を超える猛暑日が続く。コロナ禍でマスク着用が求められるが、マスクを着用していない場合と比べて、心拍数や呼吸数、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかる。熱中症には十分に注意しよう。
社会

コロナ感染、第5波到来 全国の感染者数増減率をグラフで検証

政府は、新型コロナウイルスの感染の再拡大が続く東京都に対し、今月7月12日から来月22日まで、4回目の緊急事態宣言の発出を決定した。緊急事態宣言が発出・継続される東京都と沖縄県、及び、まん延防止等重点措置(解除、継続)の地域の感染状況について、グラフで確認することにする。
科学・技術

線状降水帯って何 !? 原理をわかりやすく説明

ここ数年、大雨や集中豪雨により大規模な水害が発生した際、その要因として「線状降水帯」という言葉が頻繁に聞かれるようになった。線状降水帯は、激しい雨を降らせる積乱雲が連続して発生し、線状に並び、その規模は幅20〜50km、長さ50〜200kmに及ぶ。ときには同じ場所で激しい雨を3時間以上も降らせ続けることがあり、その場所では経験したことのない大雨となる。線状降水帯は、その形成過程・構造によっていくつかの種類に分けられる。中でも、「バックビルディング型」線状降水帯は、長時間の大雨をもたらし、災害に直結する恐れが特に高い。その発生メカニズムを解説する。
国際

米バイデン大統領は東京五輪を欠席、確実なのは次期開催国フランスマクロン大統領だけ

「米報道官、東京五輪へのバイデン大統領欠席を明言」 TBS米報道官、東京五輪へのバイデン大統領欠席を明言(TBS 6月29日 4時37分)よりアメリカ・ホワイトハウスのサキ報道官は来月から始まる東京オリンピックにバイデン大統領は出席しない、...
政治・経済

キャッチフレーズでコロナは収束しない 小池知事のパフォーマンスに騙されてはいけない

小池都知事が得意とするフリップ政治。「感染爆発 重大局面」「ウィズ コロナ宣言」「“夜の街”要注意」など、次々にフリップボードを掲げてきた。重大局面でキャッチフレーズを掲げ、都民に警鐘を発信することに関し、一定の効果があることは認める。しかし、キャッチフレーズだけではコロナは収束しない。感染症は疫学であり科学である。疫学に基づいたコロナ対策とダメージを受けた事業者や都民に十分な経済補償を行うことが何よりも必要だ。これまで小池知事がコロナ対策として掲げたキャッチフレーズの全てを紹介する。
社会

政府は、IOCのバッハ会長や五輪貴族、スポンサー企業に気遣いするが、陛下の言葉に耳を貸さない

宮内庁の西村泰彦長官は、6月24日の定例記者会見で、天皇陛下が新型コロナウイルスの感染状況を「大変心配されている」とし、名誉総裁を務められている東京五輪・パラリンピックについて「国民の間に不安の声がある中で、開催が感染拡大につながらないか懸...
政治・経済

菅首相題材の映画「パンケーキを毒見する」、公式ツイッターアカウントが一時凍結

菅義偉首相を題材にした来月公開の映画「パンケーキを毒見する」を配給するスターサンズは6月24日、同作の公式ツイッターアカウントが凍結されたと明らかにした。23日夜から24日未明の間に凍結されたようだといい、同社はツイッター社に異議申し立てをしたが、24日午後8時時点で反応がないという。
社会

「陛下は開催で感染拡大しないか懸念と拝察」宮内庁長官 異例の発言

天皇陛下が名誉総裁を務める東京五輪・パラリンピックについて、宮内庁の西村泰彦長官は6月24日の定例会見で、陛下が新型コロナウイルスの感染状況を心配しているとし、「開催が感染拡大につながらないか、ご懸念されていると拝察している」と述べた。これについて、米有力紙ワシントン・ポストは25日、「東京オリンピックは天皇の不信任決議を受けた」というタイトルで報道。「天皇がこのような重要で物議を醸す話題について発言することは珍しく、天皇の見解は重みを持つ」と伝えた。英文掲載。
国際

“ぼったくり男爵”バッハ会長、母国・ドイツでの評判は「お金に汚いビジネスマン」

日本ではIOCのトーマス・バッハ会長の評判がすこぶる悪い。では彼の母国ドイツでの評判はどうか。文春オンラインの記事を抜粋し紹介する。
国際

ワクチン接種が進むイギリスで、感染力の強いデルタ株の感染拡大が止まらない

ワクチンの1回目接種が成人人口の8割、2回目は58%に達したイギリスでデルタ(インド変異)株の感染爆発が止まらない。1日当たりの新規感染者はついに9千人を突破した。英イングランド公衆衛生庁(PHE)の感染症担当スーザン・ホプキンス博士は6月16日、下院科学技術委員会でデルタ株の再生産数は7に達する恐れがあると警告した。
政治・経済

重要土地等調査規制法は、総論として安全保障の機能を高めるが、政府の恣意的な判断で国民のプライバシーや財産権を侵害する

自衛隊基地や原子力発電所の周辺、国境離島などの土地の利用を規制する法(土地規制法)が6月16日未明の参院本会議で、自民、公明、日本維新の会、国民民主各党の賛成多数で可決し、成立した。総論として安全保障の機能を高めるが、政府の恣意的な判断で国民のプライバシーや財産権を侵害する。与党推薦の参考人でさえ「条文を読むだけでは様々な臆測が広がる恐れがあることを痛感した」と答弁するほどの内容だ。参議院本会での反対・賛成討論の議事録を紹介する。
社会

竹中平蔵氏は学者というより政商。東京五輪開催の3つの理由は間違っている

パソナ会長、竹中平蔵氏が、6月9日、東京五輪開催の理由を自身のYouTubeチャンネルに「竹中平蔵【東京五輪】開催すべき理由を徹底解説」というタイトルで語った。しかし、3つの理由をデータに照らし合わせて検証したら、ことごとく間違っていることがわかった。あくどい政商に騙されてはいけない。
社会

私利私欲まみれで暴利を貪る『偽善者』が、「世論は間違ってますよ」と発言

竹中平蔵氏が東京五輪・パラリンピックについて「世界に対して『やる』と言った限りはやる責任がある」と力説したことに対し、落語家の立川志らくが「世論の6、7割が中止だと言っている。世論が間違っているってこと?」と質問すると、「世論は間違ってますよ。世論はしょっちゅう間違ってますから」と返答した。
社会

パソナ1000%の衝撃! コロナと五輪でボロ儲けのカラクリ

コロナ禍に前年比1000%増――。パソナグループの最終利益が波紋を広げている。今年5月期の通期連結業績予想を上方修正。純利益は62億円と、前年の5億9400万円から実に942.3%アップ、約10倍増となる見込みだ。収益増のカラクリは、コロナで中抜き、五輪でピンハネ。