科学・技術 「宇宙は人類のために設計されている」説が、あながち間違いとも言えないワケ…物理学から考える「この世界の存在理由」 カーターは、このコペルニクスの原理に対する逆の考え方として、人間原理という言葉を使ったようです。宇宙は人間を生むようにつくられていると見ることができるとして、人間を特別な存在として考えるべきであるというのです。 2024.12.09 科学・技術
科学・技術 なぜビッグバンの前に「インフレーション」が起きたと物理学者は考えるのか?ビッグバン理論では解決できない4つの問題 宇宙の始まりについては「ビッグバン理論」からそれ以前に起こったとされる「インフレーション宇宙モデル」が提唱されました。実は、ビッグバン理論にはいくつかの大きな問題が存在します。この記事では「ビッグバン理論」の問題点について見ていくことにします。 2024.12.05 科学・技術
科学・技術 「何も無いところから宇宙が生まれた」って言うけど、一体どういうこと…第一級の物理学者がわかりやすく解説 宇宙はどのように始まったのか……本連載では、インフレーション理論の世界的権威が、そのエッセンスをわかりやすく解説。宇宙創生の秘密に迫る、物理学の叡智をご紹介する。 2024.12.05 科学・技術
科学・技術 物質なのに質量ゼロの光子の謎も説明!質量を生み出す「ヒッグス粒子」とは? 質量の起源となる素粒子は、なぜ重力とは関係ないのでしょうか? 今回は質量を生み出すヒッグス粒子がどんな粒子なのかを解説するとともに、「質量と重力は何が違うのか?」「質量はどうやって生まれるのか?」という疑問について解説していきます。 2024.11.26 科学・技術
科学・技術 「ナゾの物質」ダークマターの正体がついに明らかに…?「最有力候補」を科学的検証とともに一挙解説! 理論的に予言されるダークマターについて、最も有力な候補と目されているのは、WIMPと呼ばれる未発見の素粒子です。具体的な粒子としては、まだ仮説である超対称性理論に現れる光子、もしくは、Z粒子かヒッグス粒子の相棒の総称であるニュートラリーノが、WIMPの候補として注目されています。 2024.11.25 科学・技術
科学・技術 宇宙の運命を握る「ナゾの物質」ダークマター…最新研究から浮かび上がった「意外な正体」 速度は太陽の質量の平方根に比例し、それぞれの惑星の質量に無関係で、太陽からの距離の平方根に反比例するという関係にぴったり合っています。ところが驚くことに、他の銀河の円盤全体の回転の速さを測定したところ、中心からの距離に関係なく、ほぼ一定だったのです。 2024.11.25 科学・技術
科学・技術 量子宇宙の創生と宇宙の波動関数の厳密な計算…無境界仮説とトンネル仮説の長年の論争解決に向けた大きな一歩… 現代宇宙論では、宇宙が無から量子効果によって創生されたという考えが活発に研究されています。しかし、その詳細に関する二つの有力な仮説「無境界仮説」と「トンネル仮説」のどちらが正しいか、長年論争が続いてきました。 2024.11.20 科学・技術
科学・技術 回転力はどこから? 光の力でだけ動く不思議な歯車が開発される スウェーデンのヨーテボリ大学(GU)は光をあてると回転する微小な歯車を開発。この装置は歯車自体が回転するため、モーターのような動力部は必要ありません。いったいどんな仕組みが光を回転力に変えているのでしょうか? 2024.11.09 科学・技術
科学・技術 日本財団と東大が大量に発見!レアメタルを含む海底鉱物資源~「マンガンノジュール(マンガン団塊)」に関する調査結果の発表~ そこで今回、47日をかけて詳細な調査を実施。その結果、マンガンノジュールが密集する有望な海域を特定しました。また、日本の排他的経済水域にあたる南鳥島周辺の海底100km四方に、約2.3億トンものマンガンノジュールがあると判明。 2024.06.30 科学・技術
科学・技術 政府が大金をつぎ込んでも成功しない「人型ロボット」 知られざる「デジタル赤字」がもたらす絶望的な未来…古賀茂明 こうした状況を反映して、日本企業や個人がGAFAMなどの米IT企業に支払う金額は急増している。この分野での収支はもちろん大幅な赤字で、これが急激に増えることは確実だ。これが今、「デジタル赤字」の問題としてクローズアップされるようになっている。 2024.06.18 科学・技術
科学・技術 政府支援の光と影「半導体人材」が増えぬ深刻事情 国策として怒涛の勢いで進められている、半導体産業への支援。一方で、支援について「今後は何を作るか、回路設計が重要になる」と指摘するのは、東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻の竹内健教授だ。 2024.05.14 科学・技術
科学・技術 「全固体電池」日本に強み…特許出願動向調査で分かったこと 特許庁は25日、2023年度の特許出願技術動向調査を発表した。同調査は世界中の特許情報を論文や各国地域別の出願件数などと合わせて分析、各国や各企業の研究開発動向を把握する。日本は全固体電池で特に強みを有するほか、国際競争が進む各テーマでも複数の日本企業が活躍している。 2024.05.02 科学・技術
科学・技術 「科学的に妥当とは言えない」…南海トラフ発生「70〜80%」めぐり新論文 東京電機大の橋本学特任教授ら 「30年以内に70〜80%」とされる南海トラフ地震の発生確率について、東京電機大の橋本学特任教授らは、算出根拠となっている高知県・室津港に残る古文書のデータは信頼性に問題があり「科学的に妥当とは言えない」とする論文を発表した。研究者からは「確率評価のやり直しが必要」との声が上がる。 2024.03.06 科学・技術
科学・技術 これから頭のいい人と悪い人の格差はさらに広がる…和田秀樹「AI時代こそ学力が求められる当然の理由」 AI時代を生き抜くには何が必要か。医師の和田秀樹さんは「情報化社会では基礎学力の有無により『頭のいい人』『悪い人』の格差が拡大する。それはAIの浸透した時代でも同じで、言ってみれば誰もが『ドラえもん』を持つような時代になると、『こんなものを出してほしい』という『のび太』のように発想力のある人の価値が高まる」という――。 2024.03.04 科学・技術
科学・技術 相次ぐ内陸地震 南海トラフ、既に活動期 津波と強震の恐れ 能登のような甚大な被害が四国で起きる恐れはないのか。30年以内の発生確率が70~80%という南海トラフ巨大地震について、京都大防災研究所地震災害研究センターの西村卓也教授にメカニズムや心構えを聞いた。 2024.03.04 科学・技術