立憲と共産の協力に大きな温度差、無党派層は維新支持が増える
今回の衆院選は、与党候補に対し、立民、共産、国民民主、れいわ新選組、社民の野党5党の統一候補が挑む選挙区が、7割超に上ったことが特徴だ。立民候補に一本化した選挙区全体では、統一候補は立民支持層の90%、共産支持層の82%を固めた。一方、共産候補に一本化した選挙区全体では、統一候補は共産支持層の80%を固めたのに対し、立民支持層は46%にとどまり、自民候補(20%)、日本維新の会候補(11%)などに票が流れた。無党派層の動向では、維新への支持の高まりが顕著となった。