政治・経済

<社説>少子化対策/社会を変える覚悟を示せ…神戸新聞 野党「どこが異次元か」、財源・実現性を疑問視

育児と教育の責任や負担を、家庭に、とりわけ母親に過度に負わせている状況を改める必要がある。先進国の中で日本女性の家事・育児負担は飛び抜けて重く、少子化を助長してきた。古い家族観に縛られず、子どもの幸せを最優先とする政策を推し進めねばならない。
政治・経済

<社説>防衛力強化の国会論戦 「大転換」説明せぬ無責任…毎日新聞

政府は、昨年改定した国家安全保障戦略など安保3文書に基づき、関連予算を27年度に国内総生産(GDP)比2%へ倍増させる計画だ。防衛政策の大転換であるにもかかわらず、懸念に正面から答えないまま、既成事実化しようとしている。岸田文雄首相の姿勢は極めて無責任だ。
社会

世界的音楽家の坂本龍一さん死去 悼む声、国内外から…吉永小百合さん「言葉が見つかりません」、ビートたけしさん「仲間がみんないなくなってしまいました」 生涯をかけて訴えた「反戦反原発」、神宮外苑再開発にも反対

音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ」(YMO)のメンバーとして活動し、映画「ラストエンペラー」で米アカデミー賞作曲賞を受賞するなど世界的に活躍した音楽家の坂本龍一さんが71歳で死去した。交流のある関係者にも驚きが広がり、SNSなどを通じて坂本さんの死を悼んだ。
文化・歴史

日本の社会はもともと…江戸期は「父親が子どもを育てた時代」

日本の社会はもともと、男性が育児と疎遠ではなかった。江戸後期の土佐藩士による日記を研究した「江戸の親子」(太田素子・和光大学名誉教授)は、江戸期を「父親が子どもを育てた時代」と評している。
政治・経済

日露戦争由来の「必勝しゃもじ」をウクライナに贈る岸田首相の無神経と広島人の「怒り」

広島出身者として一言。しゃもじ22本を打ち合わせて応援するのは広島の伝統ですが、スポーツではなく戦争を応援する為に使われるのは屈辱です。また、しゃもじのメッカであり神聖な宮島を穢す事にも。
科学・技術

長生きな人に共通する「好きな食べ物」は 80歳でも脳が老化しない人がやっていること(3)

食欲も生理的欲求のひとつなので、年齢とともに「減ってくる欲」に入ります。一方でスーパーエイジャーには、食欲旺盛で肉が大好きという人が多くいます。食が細い人は食欲が旺盛な人に比べて死亡率が2倍以上高いことがわかりました。
政治・経済

新電力の4分の1超が「倒産」「事業撤退」 3月までに195社、前年比6.3倍増

ロシアのウクライナ侵攻や円安によるエネルギー価格の高騰で、「新電力」と呼ばれる新規参入した電力小売り事業者のうち27.6%が電力事業の契約停止や事業撤退、もしくは倒産していることが、帝国データバンクの調べでわかった。
政治・経済

政府の少子化対策たたき台 財源あいまい、時期は未定、どこが「異次元」? 保育現場の受け止めは「この程度では」、難題は財源

政府が31日発表した少子化対策のたたき台。若い世代の所得増、出産費用の保険適用などの項目は掲げたが、具体的内容や予算規模の本格検討はこれから。全体像が固まったとしても、財源確保の議論は難航必至だ。
政治・経済

広島サミット後「総選挙」なら、岸田自民57議席減の衝撃! 早期解散は楽勝どころか墓穴?

次の衆院選はこれまでの国政選挙とは全くの別次元で、自民党にとってかなり厳しい展開になるでしょう。統一教会関係者からの支援が受けられず、連立を組む公明党の集票力にも陰りが出てきているからです。
国際

プーチン批判の女性政治家が毒殺未遂で入院 「ゴブリンがクレムリンを率いている」と揶揄

モスクワを拠点とする野党の女性政治家であり、プーチン氏を批判してきたヴィハレヴァさんは昨年末に胃の痛み、脱毛、動悸、手足のしびれ、発作の症状が出て、倒れた。血液検査の結果、発がん性物質である二クロム酸カリウムが検出されたという。
科学・技術

「老人脳」の5つのタイプ 脳には「老化が起きやすい部位」がある 80歳でも脳が老化しない人がやっていること(2)

脳には「老化が起きやすい部位」があります。その部位をベースに、老人脳は5つのタイプに分類できます。タイプ1 「やる気脳」の老化。タイプ2 「記憶脳」の老化。タイプ3 「客観・抑制脳」の老化。タイプ4 「共感脳」の老化。タイプ5 「聴覚脳」の老化。
科学・技術

原発って「寿命」の60年を超えて運転しても大丈夫なの? 原子力規制委員会が方針を大転換、背景に何があった?

原子力規制委員会は原発の運転期間の制度を見直し、60年を超える運転を認めることを決めた。原発の運転期間は、東京電力福島第1原発事故を教訓に導入された重要制度だ。それを岸田文雄首相の原発活用方針を受け、数カ月の議論で大転換に踏み切った。
政治・経済

高市早苗氏は地元や総務省から総スカン…捏造発言は職員への「配慮」と主張の支離滅裂

高市氏は地元・奈良でも大ヒンシュクだ。奈良県知事選が23日に告示。決起大会には松本総務相が代わりに出席。「トップまで行く人材が地元のために退路を断った」と平木候補を持ち上げたが、将来の幹部候補を高市氏に預けた総務省もハシゴを外され、カンカンだという。
政治・経済

<社説>新年度予算成立 首相は説明不足の自覚を…新潟日報、信濃毎日新聞

23年度予算は一般会計の歳出総額が114兆円を超え、過去最大規模となった。ポイントは、過去最大の6兆8千億円超となった防衛費を巡る問題だ。これほどの防衛費や予備費が本当に必要か。財源は確保できるのか。岸田文雄政権は結局、逃げの答弁に終始した。
国際

ロシアは中国の「資源植民地」になる…高まる中国への依存に政府関係者が懸念

ロシアが経済的に中国に依存するようになり、中国にとっての「資源の倉庫」になると、ロシア政府に近い情報筋はフィナンシャル・タイムズ(FT)に語った。