能登半島地震 死者168人に 安否不明は323人
1月1日に発生した能登半島地震について、石川県は8日午後、死者が168人になったと発表しました。安否が分からない人は輪島市で大幅に増え、県全体で323人になりました。
能登地震の孤立状態の把握、前日より1027人増え3345人
石川県能登地方で最大震度7を観測した地震で、同県は8日、輪島、珠洲、穴水、能登4市町の計24地区で少なくとも3345人が孤立状態にあると発表した。7日より1027人増えた。
電力・通信、復旧見通せず 道路寸断で…能登半島地震
石川県でなお停電2万戸、544の携帯基地局が機能停止…道路寸断で作業車入れず
能登半島地震は、地域のインフラ(社会基盤)に大きな被害を与えた。8日で発生から1週間となるが、多くで復旧が見通せない。北陸電力によると、石川県内ではなお約2万戸が停電したままだ。地震翌日の2日には一時、約3万4000戸が停電した。
能登半島地震の被災地で降雪による冷え込みが続く中、被災した工場や生活インフラの企業は8日、設備の復旧作業を進めた。地震発生から1週間がたち、工場は生産再開の動きが拡大。ただ、電力・通信各社では、被災各地の道路寸断が復旧に深刻な影響を及ぼしており、収束のめどは立たない。
羽田空港、1分間に1.5回離発着 「絶え間なく交信」管制重圧
羽田空港、1分間に1.5回離発着 「絶え間なく交信」管制重圧
英航空情報会社OAGが提供座席数から算出した2023年のランキングでは、羽田は世界3位の「混雑空港」だった。発着回数は最も多い時間帯は1時間に90回に上る。1分間に1・5回の離着陸が行われている計算だ。国交省幹部は「羽田は日本で一番忙しい空港。事故当日も発着枠は容量いっぱいだった」と説明する。
田中角栄元首相の旧邸宅で火災 真紀子元外相「線香上げた」
田中角栄元首相の旧邸宅で火災 真紀子元外相「線香上げた」―けが人なし・東京
8日午後3時20分ごろ、東京都文京区目白台にある田中角栄元首相の旧邸宅で、目撃者の男性から「煙が出ている」と119番があった。東京消防庁などによると、木造2階建ての住宅約800平方メートルや敷地内の雑木林が燃え、約2時間半後にほぼ消し止められた。けが人はいなかった。
火に包まれた「目白御殿」 かつては3000坪、昭和の政治の舞台に
ガザ交戦、中東各地に波及 イランやレバノンでも緊張激化
ガザ交戦、中東各地に波及 イランやレバノンでも緊張激化―ハマス連帯で挑発強める
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘は、中東各地へ波及しつつある。レバノンではイスラエルの関与が疑われるドローン攻撃でハマス有力幹部が死亡。イラクでは親イラン勢力がイスラエルを支える米国へ攻撃を激化させている。