23日頃から記録的な寒気襲来 九州から北海道に「低温に関する早期天候情報」
列島には、23日(月)頃から記録的な強い寒気が襲来。きょう16日(月)、気象庁は九州から北海道に「低温に関する早期天候情報」を発表した。
1月20日(金)は二十四節気の「大寒」。最も寒さが厳しい頃とされているが、暦に合わせるかのように、来週にかけて強弱を繰り返しながら寒気が流れ込む。寒気の流れ込みのピークは、24日(火)頃となりそうだ。
上の図は、24日(火)午後3時・上空1500メートル付近の気温の予想。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下(平地で降れば雪の目安)の強い寒気に、列島はすっぽりと覆われる。西ほど寒気の流れ込みが強く、マイナス12℃以下(平地で大雪の目安)の寒気が九州から東海や北陸の一部まで南下する予想だ。さらに強い寒気、マイナス18℃以下の寒気が九州北部の一部と中国地方に流れ込む予想。
阪神大震災、未来へ「むすぶ」 犠牲者悼む灯籠 神戸・東遊園地
死者6434人を出した阪神大震災(1995年)の追悼行事の会場となる東遊園地(神戸市中央区)で16日、「むすぶ」の文字をかたどった数千本の灯籠(とうろう)に火がともされた。17日で震災発生から28年。集まった人たちは発生時刻から12時間前の午後5時46分に合わせ、黙とうをささげた。
17日には午前5時46分から、追悼行事「1・17のつどい」がある。
「むすぶ」の文字は公募で決まった。震災を経験した人が減っていく中、震災を経験した人と知らない人、他の災害の被災地など、さまざまなものを「むすぶ」ことで未来に語り継ぎたいという思いを込めた。
れいわ、水道橋博士氏が議員辞職 残り任期「比例順5人で交代」
れいわ新選組の山本太郎代表は16日、国会内で記者会見し、同党の水道橋博士参院議員(比例代表)が尾辻秀久参院議長宛てに辞職届を提出したと発表した。同日辞職が許可された。水道橋博士氏はうつ病と診断され、昨年10月以降、議員活動を休止していた。
山本氏によると、水道橋博士氏は昨年12月以降、辞意を重ねて示していた。山本氏は「議員活動できないことへの焦りが募っていたようだ」と語った。水道橋博士氏はお笑いコンビ「浅草キッド」の一人でタレントとして活動した後、昨年7月の参院選で初当選した。
山本氏は、水道橋博士氏の残り任期(2028年7月まで)について、昨夏の参院選での比例名簿順に、各1年ごとに議員を交代する意向も示した。大島九州男氏、長谷川羽衣子氏、辻恵氏、蓮池透氏、依田花蓮氏の5人。山本氏は「残り任期を有効に活用する。(議席の)私物化というよりか、最大限票を生かす試みだ」と説明した。
ミサイル攻撃の集合住宅、死者35人に 東部ソレダル攻防「継続」
ウクライナ東部ドニエプロペトロフスク州の州都ドニプロの集合住宅に対するロシア軍のミサイル攻撃で、レズニチェンコ同州知事は16日、死者数が35人に達したとソーシャルメディアに投稿した。住人35人が依然として行方不明だが、発生から2日近く経過する中、生存者発見の望みは急速に薄れている。
14日の攻撃以降、現場では必死の捜索・救助活動が昼夜を問わず続けられた。「単発での攻撃としては最大の被害が出たものの一つ」(英スカイニューズ)となり、同知事によると、死者には子供2人が含まれ、負傷者も75人に上った。報道によれば、フィラトフ市長はこれ以上の生存者が発見される可能性は「限りなく低い」とし、最終的にさらに死者数が増える見込みだと警告した。
インドネシアで噴火相次ぐ 地震も頻発、住民に不安広がる
インドネシアで昨年12月以降、噴火や規模の大きな地震が相次いでいる。同国は環太平洋火山帯に属し、約130の火山やスマトラ断層があるため、もともと噴火や地震は多い。それでも住民からは「頻度が高くて、少し心配」という声も上がっている。
昨年12月4日、ジャワ島東部にあるスメル山(3676メートル)が前年と同じ日に噴火。警戒レベルは当初、最高の「4」に指定され、多くの住民が避難を余儀なくされた。今月4日には、ジャワ島とスマトラ島の間にある火山島のクラカタウ山(813メートル)が噴火し、約3キロの高さまで火山灰が舞い上がった。
西スマトラ州のマラピ山(2891メートル)も7日に噴火。11日に同州のクリンチ山(3805メートル)が火を噴くと、その約2時間半後、呼応するかのようにマラピ山が再び噴煙を上げた。
地震も続いている。昨年11月下旬には西ジャワ州チアンジュール県でマグニチュード(M)5.6の地震が発生。震源が浅かったことなどから一部地域に被害が集中し、300人以上が命を落とした。その3日前にはスマトラ島南西沖を震源とするM6.9の地震があり、西ジャワ州では12月上旬にもM6.4と5.8の地震が相次いだ。
m、あぐにちゅーどの地震が発生し、一時津波警報が出された。現地では余震が続き、被害を受けた家屋などの近くで住民らが不安な日々を送っている。
全国の新規感染者は5万4378人 死者は284人 新型コロナ
厚生労働省は16日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で5万4378人確認されたと発表した。死者は284人だった。
主な都道府県の新規感染者数は、北海道1023人▽東京都4433人▽愛知県2234人▽大阪府3370人▽福岡県2007人――など。
【1年前の今日の出来事】 2022年1月16日