日本のコロナ感染者、1週間で97万人…世界最多に
世界保健機関(WHO)は27日、日本の新型コロナウイルスの新規感染者数が24日までの1週間で約97万人に上り、世界で最多だったと発表した。日本では感染力が強いオミクロン株の新系統「BA.5」により感染者が急増し、流行の「第7波」を迎えている。
WHOによると、同期間の世界の感染者数は約661万人で、日本が約15%を占めた。米国が約86万人で続き、ドイツ約57万人、イタリア約53万人、フランス約51万人となっている。死者数が最も多かったのは米国の2637人で、日本は272人だった。
全国の新規感染者23万人超 2日連続で過去最多 新型コロナ
新型コロナウイルスの新規感染者は28日、全国で23万人を超え、2日連続で過去最多を更新した。東京都で4万406人の感染が確認されるなど、各地で過去最多が相次いだ。
東京で新たに4万406人の感染確認 過去最多 前週の1.3倍
東京都は28日、新型コロナウイルスの感染者が新たに4万406人確認されたと発表した。これまでで最も多かった22日の3万4995人を超え、過去最多を更新した。前週の木曜日(3万1878人)の約1.3倍だった。新たに7人の死亡も確認された。
自民党 安倍元首相の追悼演説、先送りを検討 秋の臨時国会以降に
自民党は8月3日召集の臨時国会で予定していた安倍晋三元首相の追悼演説を、秋の臨時国会以降での実施に先送りする検討に入った。党幹部が28日夜、明らかにした。
自民は衆院議院運営委員会理事会で8月5日の演説実施を提案。安倍氏の国葬に関する質疑などを求める野党側は回答を留保していた。演説を巡っては甘利明前幹事長を立てる方針に対し、与野党から異論が出ていた。自民党幹部は「安倍氏を静かに見送ることが、何よりも大事だ」と語った。
台湾有事防ぐ具体的な協議「詰め」を 石破元防衛相ら蔡総統と会談
自民党、日本維新の会の国会議員による台湾訪問団が28日、現地で蔡英文(ツァイインウェン)総統と会談した。中国の台湾への軍事的な圧力が強まるなか、自民の石破茂元防衛相は、日台間で台湾有事を防ぐ具体的な協議の詰めが不十分だったという認識を示し、「この訪問を(課題を)一つ一つ解決するきっかけにしたい」と語った。
蔡総統は議員団の訪台を歓迎。死去した安倍晋三元首相が台日間の友情を築くのに重要な役割を果たしたとし、哀悼の意を表した。
安全保障については、台湾を守ることは自国の主権を守るためだけでなく、「地域の安全保障において第1列島線上に位置する戦略的に重要な防衛線を守るためでもある」と言及。日本など理念の近い国々と協力し、インド太平洋地域の安定と平和を維持していく姿勢を示した。
「サル痘」患者 2人目確認 都内滞在の北中米に住む30代男性
欧米などを中心に報告が相次いでいる「サル痘」に、東京都内に滞在している、北中米に住む30代の男性が感染していることが確認された。国内でサル痘の患者が確認されたのは、今月25日の1人目に続いて2人目。東京都は国籍を明らかにしていない。
厚生労働省によると、男性は頭痛や筋肉痛、けん怠感、それに口の中に発疹の症状があって27日、医療機関を受診し都の検査を受けて28日、サル痘への感染が確認された。現在は、都内の医療機関に入院していて、容体は安定しているという。
あす29日から暑さレベルアップで熱中症に厳重警戒 お盆にかけて酷暑に
きょう28日に発表された最新の1か月予報によると、この先1か月の気温は、北日本や東日本、西日本で平年より高い予想です。あす29日以降、特に西日本と東日本では猛烈な暑さとなり、熱中症に厳重に警戒が必要です。
【1年前の今日の出来事】 2021年7月28日