2021年11月1日

京王線刺傷「ハロウィーン狙った」 容疑者、1カ月前に上京
東京都調布市内を走行していた京王線の特急電車内にいた乗客17人が重軽傷を負った事件で、殺人未遂容疑で逮捕された住所・職業不詳、服部恭太容疑者(24)が「約1カ月前に上京し、電車に人がたくさん乗っているハロウィーンの日を狙おうと思った」と供述していることが捜査関係者への取材で判明した。警視庁調布署捜査本部は仕事や友人関係が原因で自暴自棄になり、計画的に事件を起こしたとみて調べている。

自民幹事長に茂木氏起用 後任外相に林芳正氏浮上
岸田文雄首相(自民党総裁)は1日、衆院選の選挙区で敗北し、辞任の意向を固めた甘利明幹事長(72)の後任に茂木敏充外相(66)を充てる方針を決めた。党本部で茂木氏と会談して幹事長就任を打診し、茂木氏は受諾した。4日の総務会で正式に決定する。首相は10日召集の特別国会で第101代首相に指名され、第2次岸田内閣を発足させる予定。茂木氏の後任の外相には、衆院山口3区で当選した林芳正・元文部科学相(60)が浮上している。

立憲・福山幹事長ら引責辞任検討 枝野代表の進退にも発展か
立憲民主党の枝野幸男代表は1日、10月31日投開票の衆院選で公示前の議席数を大幅に割り込んだことを受け、自身を含めた党執行部の責任について2日までに判断する考えを示した。福山哲郎幹事長は引責辞任する検討に入り、ともに落選した平野博文代表代行兼選対委員長、辻元清美副代表も辞任する見通し。枝野氏自身の進退に発展するとの見方も出ている。

衆院議長に細田氏調整 自民
自民党は、大島理森前衆院議長の後任に細田博之元幹事長(77)を推す方向で調整に入った。複数の関係者が1日、明らかにした。10日に召集される特別国会で選出される見通しだ。細田氏は島根1区選出の当選11回で党の幹事長や総務会長のほか、官房長官、衆院憲法審査会長などを歴任した。党内最大派閥である細田派の会長も務めている。

全国で新たに86人の感染 1年4カ月ぶりに100人下回る
新型コロナウイルスの感染者は1日、全国で新たに86人確認された。100人を下回るのは昨年6月27日(92人)以来1年4カ月ぶり。死者は7人、重症者は前日から2人減って122人となった。新規感染者は、東京都でも9人と昨年5月31日(5人)以来1年5カ月ぶりに1桁となり、21県で確認されなかった。

岸田首相が2日訪英 COP26出席へ 「首脳外交、積極的に」
岸田文雄首相は1日の記者会見で、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の首脳級会合に出席するため、2日に英北部グラスゴーに向けて出発すると表明した。首相就任後初の外国訪問となる。経済対策の策定など国内日程が立て込んでいるため、現地で宿泊をしない強行日程で、3日に帰国する予定だ。