COP26異例の首脳級会合 加速する脱炭素化、日本は存在感示せるか
31日に英グラスゴーで開幕する国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)では、異例の首脳級会合が設定され、バイデン米大統領ら120カ国以上の首脳が集まる見通しだ。脱炭素に向けてさまざまな国際ルール作りが進む中、首脳が集まる中で存在感を示せれば、日本の主張が通りやすくなる可能性を指摘する声もある。
岸田文雄首相は「オンライン参加も含めて検討」としているが、外務省関係者によると「オンラインでの出席は難しい」との情報もあり、直接参加を検討することになった。ただ、31日に投開票される衆院選の結果次第では、出席を見送る可能性もある。
コロナ死者、5日連続で最多 ロシア
ロシアで23日、過去24時間に確認された新型コロナウイルスによる死者が1075人となり5日連続で過去最多を記録した。また、新規感染者は3万7678人に上った。ロシアは世界に先駆けてコロナワクチンを開発したものの、接種した人は国民の約3分の1と低調で、欧州で最も接種率が低い国の一つ。こうした状況からプーチン大統領は、11月1週目を全土で「非労働日」とすることを承認した。また、モスクワでは28日から、食品や医薬品の販売店といった不可欠な業種のみ営業を認める部分的なロックダウン(都市封鎖)に再び入る。
藤井聡太王位が連勝 70手で豊島将之竜王降す 竜王戦第2局
将棋の第34期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催)第2局が22、23日、京都市右京区の仁和寺で指され、挑戦者の藤井聡太王位(19)が70手で豊島将之竜王(31)を降し、2連勝とした。叡王と棋聖を併せ持つ藤井は、竜王奪取による4冠達成まであと2勝に迫った。また、対豊島戦は4連勝となり、通算成績も10勝9敗と初めてリードした。第3局は30、31日、福島県いわき市で指される。