2024年6月1日 今日の出来事

定額減税スタート 家計なお厳しく 6月の食品値上げは614品

定額減税スタート 家計なお厳しく 6月の食品値上げは614品

所得税と住民税の計4万円の定額減税が1日から始まった。歴史的な円安を背景とした物価高が長引く中、家計の所得を増やして消費を刺激する狙いがある。帝国データバンクによると6月には614品目の食品が値上がりする見込み。電気・ガス料金を抑制してきた政府補助金が6月使用分から廃止されることも家計への逆風で厳しい状況が続く。

定額減税は1人当たり所得税3万円と住民税1万円を本来の納税額から差し引く仕組みで、対象は給与収入2千万円以下の納税者と扶養家族約9500万人に上る。政府は減税規模を3兆2840億円と見積もる。

タクシー会社の介在守る 国交省、安全前提で…ライドシェア

タクシー会社の介在守る 国交省、安全前提で―ライドシェア

ライドシェアを巡り、政府はIT事業者が参入する「全面解禁」の結論を先送りした。当初から慎重姿勢だった国土交通省は「安全が大前提」と強調。4月から始まった「日本版ライドシェア」の柔軟運用を打ち出しつつ、客を乗せるのはあくまでタクシー事業者を介在させた自家用車という一線を守った。

日本版ライドシェアは、配車アプリでタクシーが足りない地域や時間帯に限定して始まった。

タクシー事業者が一般の運転手を雇い教育した上で、運行管理や車両整備を行う。米配車サービス大手「ウーバー」などが海外でしているように、運転手と客を直接マッチングさせるだけでは、同省は安全を担保できないとみている。斉藤鉄夫国交相は31日の閣議後記者会見で「運転手と車両の安全、事故が起きた時の責任、働く方の労働環境。この三つが議論の大前提」と強調した。

インド23年度GDP、前年度比8.2%増 25年に日本追い抜くか

インド23年度GDP、前年度比8.2%増 25年に日本追い抜くか

インド政府は31日、2023年度(23年4月~24年3月)の実質国内総生産(GDP、速報値)が前年度比8・2%増だったと発表した。同時に発表した24年1~3月期のGDPは前年同期比7・8%増だった。

人口増を背景に高い経済成長が続く一方で、中国などと比べ製造業が弱いのが課題。慢性的な人手不足が要因の一つで、6月4日一斉開票の総選挙でも争点となっている。

国際通貨基金(IMF)は25年にも名目ベースでインドが日本を追い抜くと予想している。IMFの推計によると、25年の日本の名目GDPが4兆3100億ドル(約676兆円)なのに対し、インドは4兆3400億ドル。

日米韓次官、北朝鮮の衛星・ミサイル非難 米副長官別荘で親密さ演出

日米韓次官、北朝鮮の衛星・ミサイル非難 米副長官別荘で親密さ演出

日米韓3カ国の次官協議が31日、ワシントン近郊で開かれた。協議を行ったキャンベル米国務副長官ら3氏は共同声明で、最近の北朝鮮による偵察衛星打ち上げや弾道ミサイル発射を非難。東・南シナ海などで覇権主義的行動を強める中国を念頭に、「いかなる一方的な現状変更の試みにも反対する」と訴えた。

協議はキャンベル氏の別荘で行われ、同氏と外務省の岡野正敬事務次官、韓国外務省の金※(※火ヘンに共)均第1次官が出席した。3氏はくつろいだ雰囲気の中で夕食を共にし、親密な関係を演出した。

衛星打ち上げ「堂々と続ける」 北朝鮮表明、中ロが擁護…国連安保理

衛星打ち上げ「堂々と続ける」 北朝鮮表明、中ロが擁護―国連安保理

国連安全保障理事会は31日、緊急会合を開き、北朝鮮による27日の偵察衛星打ち上げについて協議した。日米など大半の理事国が非難する中、中国とロシアは北朝鮮を擁護。出席した北朝鮮の金星国連大使は「衛星の打ち上げを堂々と続ける」と明言した。

弾道ミサイル技術を使った北朝鮮の衛星打ち上げは、安保理制裁決議に違反する。しかし金大使は「制裁決議を認めたことはない」と反発。偵察衛星の開発を継続し「主権を守る」と語った。

ウクライナの欧米供与兵器、露領への使用容認の流れ 戦況変化に注目

ウクライナの欧米供与兵器、露領への使用容認の流れ 戦況変化に注目

ウクライナのゼレンスキー大統領は、欧米から供与された兵器による越境攻撃の許可を繰り返し求めてきた。しかし、欧米側は、核大国ロシアとの緊張が高まることを恐れて認めてこなかった。

こうした中、フランスのマクロン大統領は5月28日、訪問先のベルリンでドイツのショルツ首相と共同で記者会見し、露軍がミサイル発射に使う軍事拠点を無力化するためなら供与した兵器の越境使用を「許可すべきだ」と主張した。

一方のショルツ氏は、その場ではマクロン氏の言葉を明確に支持しなかった。だが、独政府の報道官は同31日に声明を発表し、ハリコフ州の防衛のため「国際法上の義務に一致する形で、ドイツから供与された武器を使うことができる」と明言した。