総理、福島を視察 原発処理水「早く処分方針決めたい」
菅総理は26日、就任後初めて、東日本大震災で被災した福島県を訪れた。視察後、総理は、政府として責任を持って復興に取り組むと強調し、福島第一原発で増え続けているトリチウムなどの放射性物質を含む水の処分方法について、「できるだけ早く方針を決めたい」という考えを示した。その後、地元の中学・高校の生徒と懇談した。
菅総理、国連総会で初演説 オリンピック開催へ決意、コロナ収束を支援
菅総理は、国連総会でのビデオ演説で、新型コロナウイルスの感染拡大について、人間の安全保障に対する危機だと指摘し、治療薬やワクチンなどを途上国を含め、公平に確保できる枠組みを全面的に支援する考えを示した。「来年の夏、人類が疫病に打ち勝った証しとして、東京オリンピック・パラリンピックを開催する決意だ」と表明した。
中国主席、ウイグルの教育強化を主張
中国の習近平国家主席は25、26日に北京で開かれた新疆ウイグル自治区に関する政策会議「中央新疆工作座談会」で、「中華民族共同体の意識を心の奥底に根付かせよ」と語り、住民らへの思想教育を強めていく考えを示した。