倉持仁院長「検査が当たり前にでき、科学的な検証のもとで隔離が徹底され、速やかに薬が届く体制、・・」

宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁「コロナ戦記」 社会

「平時に何もせず…緊急事態宣言意味ない」倉持院長、コロナ対応へ無念さにじませる「自粛と抗原検査では」(東京中日スポーツ 2022年1月31日 17時20分)

新型コロナウイルス患者の診察を担う宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長が31日、自身のツイッターを更新。新型コロナ感染が急拡大する状況下で、拡大防止策として「緊急事態宣言」を発令することに関して「平時に何もせず、緊急事態宣言を出しても実効性、形に残る対策をしないのだからほとんど意味がない」などと批判した。

倉持院長はコロナ対応で求められる体制として「検査が当たり前にでき、科学的な検証のもとで隔離が徹底され、速やかに薬が届く体制、保健所と医療の両輪、休む権利と義務の法整備、社会が受け入れられるルール作りが必要」と持論を展開。その上で「自粛と抗原検査では、、、」とつづり、コロナ対応の現状への無念さをつづった。

緊急事態宣言を巡っては岸田文雄首相がこの日午前、30日現在で病床使用率48.5%の東京都に発令する考えがあるかどうかを問われ「現時点では、国としては検討していない」と否定していた。