本誌が報じた国民民主党の玉木雄一郎代表の不倫問題。現在、党の倫理委員会による調査が進められており、玉木代表は11月27日都内の講演で、「まもなく（調査の）結論が出る」とした上で出処進退は自ら判断すると述べた。玉木代表は26日に会談した連合の芳野知子会長からも、「ケジメをつけるべきだ」と、事実上の辞任勧告を受けていた。国民民主党の関係者が明かす。
「兵庫県の斎藤元彦知事の公選法違反疑惑に報道が集中している結果、この問題があまり取り上げられないので、玉木さんは事態が収拾したと考えているようです。とはいえ、不倫相手である小泉さんとの“関係の清算”はまだ済んでいないようなんです。
報道以降、玉木さんは弁護士を通じて小泉氏と話し合っているそうです。仮に小泉さんが玉木さんが妻帯者であることを承知のうえで交際をしていたとしても、何らかの補償を小泉さんに提示する可能性が高いでしょう。
ただ、そのうえで小泉さんにもしっかり納得してもらう必要があります。後からどんな苦情を言われるかわかりませんから。やはり今後、小泉さんの口から何かが語られるかもしれない以上、党は“玉木リスク”を背負い続けることになります」
こうした事情があるにもかかわらず、玉木代表はジャーナリストの櫻井よし子氏の動画番組で、小泉氏との不倫関係を「ハニートラップ」と称するなど、小泉氏の神経を逆なでしかねない発言もしている。前出の同党関係者も、「27日の会見では記者から厳しく追及されなかったからよかったですが、つい玉木さんが小泉さんを刺激する発言をしてしまわないか、関係者はひやひやしていますよ」（同前）
玉木代表が以前と変わらず活動を続ける一方、小泉氏はほとんど公の活動ができていない状態だ。SNS上では《あまりに不公平だ》という投稿も目立つようになったが、小泉氏にも“動き”があるという。
「じつはある総合誌で小泉さんの独占告白があるといいます」
と声を潜めるのは、メディア関係者だ。
「ある有名ジャーナリストがすでにインタビューを取っていると業界内で噂になっているんです。交際時に小泉さんと玉木さんの間で交わされた会話などが明らかになれば、やはり、玉木さんは無傷ということにはならないでしょう。玉木さんは言下に否定していますが、『週刊文春』が報じた参議院議員選挙への擁立などの真相も明らかになるかもしれません。現実的には金銭で和解をし、小泉さんに“黙ってもらう”のが確実ですが、玉木さん個人のお金を使うとなると、ご家族、特に夫人の同意が必要です。夫人もまた不倫問題の被害者です。玉木さんも難しい局面なんだと思いますね」
家族を幸せを危うくする人間が、果たして国民を幸せにできるのか……。
( SmartFLASH )
