社会

8月5日、東京都の新規感染者数は5000人を超えた。3日後のオリンピック閉会日には7000人の勢い。

東京都は8月5日、都内で新たに5042人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。過去最高を更新した。「Nの広場」が7月23日(13日前)に予測した8月5日の新規感染者数は、5283人で、ほぼ一致した。それによると、オリンピックの最終日8月8日には、新規感染者数が約7000人(6984人)となる。
社会

「中等症は自宅療養」 これは政府が国民を見捨てたことを意味する

政府は8月2日、方針転換し、新型コロナウイルス感染症の中等症について自宅療養とすることを決めた。中等症は肺炎が広がっており酸素投与が必要(中等症Ⅱ)な状態をいう。自宅に放置されると手遅れになる可能性が大きい。この決定は、政府が国民の命を見捨てたことを意味する。
政治・経済

菅総理も小池都知事も、トップとしての適格性に欠ける

東京など首都圏1都3県だけでも入院できずに自宅などにいる人が3万7000人にのぼる。菅総理は、記者会見でコロナ対策の責任を問われてもまともに答弁しない。ワクチンで効果が得られているとか、人流が抑えられているとか、誤ったメッセージを発信。それでは国民は危機感を共有できないのは当たり前。他方、1日の新規感染者が4000人を超す東京の小池知事は自分ファーストで都民ラースト。菅総理も小池知事もトップとしても適格性を欠いている。
社会

「Nの広場」の予測的中 7/28東京都の新規感染者が3000人を超す

【参考記事】【グラフで解析】コロナ感染第5波 東京都 7月30日に新規感染者数が3000人を超える東京都専門家会議による予測東京オリンピック・パラリンピックで日本勢のメダルラッシュに興奮する日本。他方、東京都は緊急事態宣言が発出されているに...
社会

東京オリンピック 開会式の評価さまざま

ビートたけし「いらないよ演出家なんか」五輪開会式を痛烈批判。ひろゆき氏、五輪開会式を“安っぽくて面白くない”と感じたワケ「伝えたいものが全くない」。デーブ・スペクター 開会式酷評に鈴木紗理奈がかみつき、杉村太蔵が力ずくでストップ。茂木健一郎氏、五輪開会式を批判する人たちにメッセージ「身内は粗探しをしたくなるものだけど…」。五輪開会式“人間ピクトグラム”に海外から絶賛の声「日本のエンタメは充実している」「彼らに金メダルを!」。
社会

【グラフで解析】コロナ感染第5波 東京都 7月30日に新規感染者数が3000人を超える

東京に4回目の緊急事態宣言が発出されている中で、東京オリンピック・パラリンピックが開催された。コロナ感染は一向に収まる気配がない。それどころか、これまでの最高値を超える勢いで第5波が形成されつつある。感染力の強いデルタ株が支配しつつある。感染者は年齢別には若者が多く、65歳を超える高齢者はワクチン接種が進んでいるため重要化が少なく、ワクチン接種を済ませていない50歳代が重症化の心配が高いと言われている。データを基に感染拡大の将来予測を推計した。第5波は、新規感染者数が2500人を記録した第3波を遥かに超える感染状況となった。
社会

東京五輪・パラリンピックのレガシーは、てんこ盛りの「不祥事と疑惑」

東京オリンピック・パラリンピックが2021年7月23日から始まった。8年前、2020年オリンピックが東京に決まった瞬間、多くの国民は歓喜に沸いたに違いない。しかし、その後、トラブルや不祥事や疑惑が次々に露呈し、大会関係者はその対応に追われた。主な不祥事と疑惑をまとめてみた。感動と勇気と希望を与える東京オリンピック・パラリンピックとして記憶されるのか、それとも不祥事と疑惑のレガシーを歴史に刻むのか。これ以上、負の出来事が出てこないことを望む。
社会

四国が梅雨明け 梅雨の長さは統計史上最長

気象台は、7月19日、「四国が梅雨明けしたとみられる」と発表した。梅雨の期間65日は1951(昭和26)年の統計開始以来最長日数、梅雨明けの発表が四国単独で最も遅くなったのも統計開始以来「初」と記録づくめ。17日には近畿地方と東海地方が梅雨明けしたとみられると発表した。今年は梅雨入りが早かったこともあり、梅雨期間は平年より2週間ほど長く、過去最長の62日間の長い梅雨となった。梅雨が明けると、30℃を超える真夏日や35℃を超える猛暑日が続く。コロナ禍でマスク着用が求められるが、マスクを着用していない場合と比べて、心拍数や呼吸数、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかる。熱中症には十分に注意しよう。
社会

コロナ感染、第5波到来 全国の感染者数増減率をグラフで検証

政府は、新型コロナウイルスの感染の再拡大が続く東京都に対し、今月7月12日から来月22日まで、4回目の緊急事態宣言の発出を決定した。緊急事態宣言が発出・継続される東京都と沖縄県、及び、まん延防止等重点措置(解除、継続)の地域の感染状況について、グラフで確認することにする。
科学・技術

線状降水帯って何 !? 原理をわかりやすく説明

ここ数年、大雨や集中豪雨により大規模な水害が発生した際、その要因として「線状降水帯」という言葉が頻繁に聞かれるようになった。線状降水帯は、激しい雨を降らせる積乱雲が連続して発生し、線状に並び、その規模は幅20〜50km、長さ50〜200kmに及ぶ。ときには同じ場所で激しい雨を3時間以上も降らせ続けることがあり、その場所では経験したことのない大雨となる。線状降水帯は、その形成過程・構造によっていくつかの種類に分けられる。中でも、「バックビルディング型」線状降水帯は、長時間の大雨をもたらし、災害に直結する恐れが特に高い。その発生メカニズムを解説する。
国際

米バイデン大統領は東京五輪を欠席、確実なのは次期開催国フランスマクロン大統領だけ

「米報道官、東京五輪へのバイデン大統領欠席を明言」 TBS米報道官、東京五輪へのバイデン大統領欠席を明言(TBS 6月29日 4時37分)よりアメリカ・ホワイトハウスのサキ報道官は来月から始まる東京オリンピックにバイデン大統領は出席しない、...
政治・経済

キャッチフレーズでコロナは収束しない 小池知事のパフォーマンスに騙されてはいけない

小池都知事が得意とするフリップ政治。「感染爆発 重大局面」「ウィズ コロナ宣言」「“夜の街”要注意」など、次々にフリップボードを掲げてきた。重大局面でキャッチフレーズを掲げ、都民に警鐘を発信することに関し、一定の効果があることは認める。しかし、キャッチフレーズだけではコロナは収束しない。感染症は疫学であり科学である。疫学に基づいたコロナ対策とダメージを受けた事業者や都民に十分な経済補償を行うことが何よりも必要だ。これまで小池知事がコロナ対策として掲げたキャッチフレーズの全てを紹介する。
社会

政府は、IOCのバッハ会長や五輪貴族、スポンサー企業に気遣いするが、陛下の言葉に耳を貸さない

宮内庁の西村泰彦長官は、6月24日の定例記者会見で、天皇陛下が新型コロナウイルスの感染状況を「大変心配されている」とし、名誉総裁を務められている東京五輪・パラリンピックについて「国民の間に不安の声がある中で、開催が感染拡大につながらないか懸...
政治・経済

菅首相題材の映画「パンケーキを毒見する」、公式ツイッターアカウントが一時凍結

菅義偉首相を題材にした来月公開の映画「パンケーキを毒見する」を配給するスターサンズは6月24日、同作の公式ツイッターアカウントが凍結されたと明らかにした。23日夜から24日未明の間に凍結されたようだといい、同社はツイッター社に異議申し立てをしたが、24日午後8時時点で反応がないという。
社会

「陛下は開催で感染拡大しないか懸念と拝察」宮内庁長官 異例の発言

天皇陛下が名誉総裁を務める東京五輪・パラリンピックについて、宮内庁の西村泰彦長官は6月24日の定例会見で、陛下が新型コロナウイルスの感染状況を心配しているとし、「開催が感染拡大につながらないか、ご懸念されていると拝察している」と述べた。これについて、米有力紙ワシントン・ポストは25日、「東京オリンピックは天皇の不信任決議を受けた」というタイトルで報道。「天皇がこのような重要で物議を醸す話題について発言することは珍しく、天皇の見解は重みを持つ」と伝えた。英文掲載。