2025年12月25日 今日の出来事

日本海側は暴風雪や大雪警戒 強い寒気と冬型気圧配置で…気象庁

日本海側は暴風雪や大雪警戒 強い寒気と冬型気圧配置で―気象庁

日本列島は25日、前線を伴う低気圧が北海道南東沖を北上した影響で、雨が降る所が多かった。低気圧はオホーツク海へ進み、上空に強い寒気が流れ込んで冬型の気圧配置が強まる見込み。気象庁は北陸から山陰では26日まで、北海道と東北の日本海側では27日まで、暴風雪や暴風、大雪、高波に警戒するよう呼び掛けた。

26日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、北陸60センチ、東北と関東甲信、近畿、中国50センチ、北海道40センチ、九州北部20センチ。その後、27日午後6時までの同降雪量は、北海道と東北50センチ、北陸40センチ。

1月電気料金、1000円超安く 政府補助再開で、ガスも値下がり…電力10社

1月電気料金、1000円超安く 政府補助再開で、ガスも値下がり―電力10社

電力大手10社は25日、来年1月使用分(2月請求分)の電気料金を公表した。政府が物価高対策として電気・ガス料金補助を再開する影響が大きく、各社の標準家庭で前月から1028~1175円値下がりする。都市ガス大手4社の料金も419~548円安くなる。

豊臣秀吉像の首を折る…男性警察官らを器物損壊容疑で書類送検へ

豊臣秀吉像の首を折る…男性警察官らを器物損壊容疑で書類送検へ

名古屋市西区の円頓寺商店街にあった豊臣秀吉像を壊したとして、愛知県警は愛媛県警の男性警察官と名古屋市西区の男性を器物損壊容疑で書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で判明した。

捜査関係者によると、男性警察官は8月19日夜、強化プラスチック製の秀吉像の頭部を両手でつかんで回して折った疑いがあるとしている。西区の男性は同23日未明、秀吉像の頭部を蹴り落としたとされる。2人に面識はないとみられる。

OTC類似薬、27年負担増へ ロキソニンやアレグラなど

OTC類似薬、27年負担増へ ロキソニンやアレグラなど

厚生労働省は25日、市販薬と成分や効能が似た「OTC類似薬」の利用者に2027年3月から追加料金を求めることを柱とする医療保険制度改革を大筋でまとめた。対象の77成分は解熱鎮痛剤ロキソニン錠や、花粉症治療に使われる抗アレルギー薬アレグラ錠など約1100品目が該当する。公的医療保険を適用したまま薬剤費の25%を上乗せする。子どもや難病、がん患者らは追加料金を求めない。

PFAS超過、新たに17カ所 全国の専用水道調査…環境・国交両省

PFAS超過、新たに17カ所 全国の専用水道調査―環境・国交両省

環境省と国土交通省は25日、発がん性が疑われる有機フッ素化合物(PFAS)について、社宅や療養所などで自家用供給される「専用水道」の全国調査結果を公表した。対象とした2024年10月以降、新たに17カ所で国の暫定目標値を超過。うち国が設置した専用水道は航空自衛隊山田分屯基地(岩手県)など4カ所だった。

通常国会、1月23日召集へ 政府が自民党幹部に伝達

通常国会、1月23日召集へ 政府が自民党幹部に伝達

政府は来年の通常国会を1月23日召集とする方針を固め、自民党幹部に伝えた。関係者が25日、明らかにした。会期は150日間で延長がなければ6月21日までとなる。

1月中旬には韓国の李在明大統領、イタリアのメローニ首相の来日が見込まれている。高市早苗首相は自身が掲げる「責任ある積極財政」に基づき、2026年度予算案を3月末までに確実に成立させたい意向だ。

「クリスマスを祝わないように」 中国で禁令か

<1分で解説>「クリスマスを祝わないように」 中国で禁令か

中国の学校では、児童や生徒がクリスマスを祝うことを禁じる通達が出された模様です。キリスト教関係者が拘束されるケースも起きています。

Q どうして中国の学校でクリスマスを祝えないのかな?

A 習指導部は「宗教の中国化」を進めており、キリスト教など西欧の宗教が若い人たちに広がることで、共産党の統治基盤が緩むことを警戒しているとみられます。

金正恩氏が「原子力潜水艦」の建造現場を視察 韓国に対抗意識か

金正恩氏が「原子力潜水艦」の建造現場を視察 韓国に対抗意識か

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は25日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が原子力潜水艦(原潜)の建造現場を視察したと伝えた。金氏は、トランプ米大統領が韓国による原潜建造を承認したことについて、「我々の安全と海上主権を著しく侵害する攻撃的行為であり、必ず対応しなければならない脅威だ」と述べ、強い対抗意識を示した。

大統領選ならゼレンスキー氏敗北 政権汚職が追い打ち…ウクライナ世論調査

大統領選ならゼレンスキー氏敗北 政権汚職が追い打ち―ウクライナ世論調査

ウクライナのメディアは24日、大統領選が近く行われた場合、ゼレンスキー大統領は決選投票で敗北する公算が大きいとの世論調査結果を伝えた。大統領選は昨年に実施されるはずが、ロシアの侵攻に伴う戒厳令で延期されている。

調査会社SOCISが今月中旬に実施した世論調査によると、ゼレンスキー氏の対抗馬としてウクライナ軍のザルジニー前総司令官(駐英大使)が立候補した場合、第1回投票は得票率が伯仲。決選投票はザルジニー氏が約64%を得て、約36%のゼレンスキー氏を下す見通しという。