2025年6月25日 今日の出来事

フジHD新体制、会社案承認 株主総会、新社長ら11人

フジHD新体制、会社案承認 株主総会、新社長ら11人

フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)は25日、東京都内で定時株主総会を開いた。元タレント中居正広氏による「性暴力」への不適切な対応から生じた経営の混乱を立て直すため、社長に昇格予定の清水賢治専務ら計11人が取締役に就くとするHD側の新体制案を承認。対立する大株主の米投資ファンドが出した独自の役員案は否決した。ガバナンス(企業統治)強化に向け株主の信任を得たが、視聴者やスポンサー企業の信頼回復への道は険しい。

「いい番組作りを」「総取っ換えで新風を」 フジHD株主総会開催

トカラ列島で地震相次ぎ400回 大きな地震に注意

トカラ列島で地震相次ぎ400回 大きな地震に注意

気象庁によると、トカラ列島近海では21日午前8時ごろから地震活動が活発になった。25日午前10時までに震度1以上を観測する地震が405回発生した。

震度4は6回、震度3は20回、震度2は107回。震度4はいずれも、43世帯89人が暮らす悪石島で観測された。地震の規模を示すマグニチュード(M)は22日午後5時15分のM5・1が最大だった。

ドジャース大谷翔平が日米通算300号 2試合連続の27号2ラン 1番・指名打者で出場

ドジャース大谷翔平が日米通算300号 2試合連続の27号2ラン 1番・指名打者で出場

米大リーグは24日、各地で行われ、ドジャースの大谷翔平はデンバーでのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、6―3の六回無死一塁の第4打席で左翼へ2試合連続の27号2ランを放ち、日米通算300号に到達した。日本ハム時代に48本、メジャーで252本放っている。第

TOKIOが解散発表 国分さん問題で「応援いただくこと難しい」

TOKIOが解散発表 国分さん問題で「応援いただくこと難しい」

人気グループ「TOKIO」が25日、解散を決めたと所属する「株式会社TOKIO」のホームページで発表した。メンバーの国分太一さんがコンプライアンス違反で活動を無期限で休止していることを受け「皆様から再び信頼をいただき、応援いただくことは難しいと判断した」としている。解散は同日付。

郵便運送、国交省が許可取り消し 2500台対象、再取得に5年

郵便運送、国交省が許可取り消し 2500台対象、再取得に5年

国土交通省は25日、配達員の酒気帯びの有無を確認する法定点呼を適切に実施していなかった日本郵便に対し、各地の郵便局などで保有する全てのトラックやバン約2500台による貨物運送事業の許可を取り消した。貨物自動車運送事業法に基づく最も重い行政処分で、大手事業者が受けるのは異例。同社は今後5年間、許可の再取得ができず、物流網全体にも大きな打撃となる。

自民党旧安倍派が解散 46年の歴史に幕 元幹部「じくじたる思い」

自民党旧安倍派が解散 46年の歴史に幕 元幹部「じくじたる思い」

自民党旧安倍派(清和政策研究会)が政治団体の解散届を総務相宛てに提出し、正式に解散した。総務省によると解散は25日付。最大派閥として勢力を誇った旧安倍派は、派閥裏金事件の震源地となり、46年の歴史に幕を下ろした。

これにより、裏金事件を受けて解散を表明していた旧森山派、旧岸田派、旧茂木派、旧二階派、旧安倍派の5派閥が全て解散したことになる。麻生派のみが存続を決めている。

大連立「考えていない」 野田立民代表

大連立「考えていない」 野田立民代表

立憲民主党の野田佳彦代表は25日、時事通信などのインタビューに応じ、参院選後に自民党と大連立を組む可能性について「考えていない」と否定した。野党連立による政権奪取は容易ではないとの考えを示し、「基本的には単独(政権)を目指すのが筋だ」と強調した。

野田氏は参院選の争点に物価高対策を挙げ、「改選議席の与党過半数割れ」を目標に掲げた。野党連立政権に関し「そう簡単ではない」と指摘。共産党をはじめとする野党各党とは「相当政策で一致しておかないと(できない)」と語った。

“水俣病は遺伝” 誤情報配信について「家庭教師のトライ」運営グループ が関係団体に直接謝罪 熊本

“水俣病は遺伝” 誤情報配信について「家庭教師のトライ」運営グループ が関係団体に直接謝罪 熊本

「家庭教師のトライ」を運営する「トライグループ」が、『水俣病は遺伝する』と誤った教材を配信していた問題で、トライグループは6月25日、関係団体に直接謝罪しました。

ロシア軍基地で中国兵訓練へ ウクライナ経験共有と報道

ロシア軍基地で中国兵訓練へ ウクライナ経験共有と報道

ウクライナの英字紙キーウ・ポストは24日、ロシア軍が年内に同国の基地に中国軍兵士約600人を受け入れ、訓練する予定だと報じた。欧米の兵器にどう対抗するかロシア兵がウクライナ侵攻で得た実戦経験から学ぶ。ウクライナ国防省情報総局の話としている。

報道によると、対象となる中国軍兵士は、戦車兵や砲兵、防空専門家らが中心。ウクライナ国防省情報総局は「ロシアが中国とともに欧米に対抗する姿勢を如実に表している」と述べた。

米政府は、中国が台湾有事の際に米国の介入を抑止できる戦力を2027年までに整備する目標を掲げていると分析している。報道が事実であれば、中国には台湾有事を念頭にロシア軍からノウハウを学ぶ狙いがあるとみられる。

AIの無断学習は「合法」 書籍利用は公正…米連邦地裁

AIの無断学習は「合法」 書籍利用は公正―米連邦地裁

米カリフォルニア州の連邦地裁は23日、米新興企業アンソロピックが書籍を作者に無断で生成AI(人工知能)の学習に使用したことは著作権侵害に当たらないとの判決を下した。購入した書籍を調査研究などの目的に使う場合は公正な利用であり、著作権者の許諾は不要だと結論付けた。

生成AI開発を巡り、音楽や画像など著作物の無断学習に関する訴訟は各国で相次いでいる。今回の判決は、同様の訴訟に影響を与える可能性がある。