2025年6月7日　今日の出来事

香港民主活動家の黄之鋒氏起訴　国安法違反、収監長期化も

香港当局は６日、外国勢力と結託して国家安全に危害を加えようとしたとして、民主活動家の黄之鋒氏（２８）を国家安全維持法（国安法）違反の罪で起訴した。黄氏は別の同法違反事件で実刑判決を受けて服役中で、収監が長期化する可能性がある。

黄氏は２０２０年７月から１１月にかけ、英国に亡命した民主活動家の羅冠聡氏（３１）らと共謀し、香港政府や中国政府に対する制裁や敵対的行動を外国勢力に促したとして起訴された。

中国の全国統一大学入学試験「高考」が7日、始まった。中国メディアによると今年の出願者数は1335万人で、過去最多を更新した2024年に次ぐ規模となった。経済の減速による若者の就職難が続く中、高学歴を求めて激しい受験競争が繰り広げられている。

高考は歴代王朝の官吏登用試験「科挙」に例えられるほどの苛烈な競争で知られる。期間中は交通規制が行われるなど、中国社会全体で受験生を応援する一大イベントとなっている。

米労働省が6日発表した5月の雇用統計（速報、季節調整済み）によると、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数は前月から13万9000人増えた。13万人程度の増加を見込んだ市場予想を上回った。失業率は4・2％と前月から横ばいだった。

奈良県桜井市は6日、市内の70代の男性から、金塊20キロ（時価約3億3000万円相当）の寄付を受けたと明らかにした。市は男性の意向を踏まえ、災害時の避難所の環境整備に役立てたいとしている。

市によると、男性は2月上旬に松井正剛市長宛ての手紙を通じて寄付を申し出て、3月17日に寄付。市は同28日、男性に感謝状を贈った。

東京都葛飾区の堀切菖蒲園では、約200種6000株のハナショウブが見ごろを迎え、園内は赤紫や白など色とりどりの花に彩られた。6日と7日は2日間限定でライトアップが行われ、日中と違った幻想的な雰囲気を楽しむ人たちでにぎわった。

梅雨入り前の晴天に恵まれた7日は、家族連れなどが訪れ、写真を撮ったりして、初夏の風物詩を楽しんだ。同園と都立水元公園では15日まで「葛飾菖蒲まつり」が開催されている。