日本の民衆が火の中に…「事実に基づいている」 中国報道官が駐日大使の発言を正当化
日本の民衆が火の中に…「事実に基づいている」 中国報道官が駐日大使の発言を正当化
中国の呉江浩駐日大使が台湾との関係を巡り、日本政府が中国の分裂に加担すれば「日本の民衆が火の中に連れ込まれる」と発言したことについて、中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は23日の記者会見で「事実に基づいており、道理は正しく言葉は厳格で、完全に正当で必要なものだ」と述べた。呉氏の発言が正当だと主張した形だ。
台湾問題について、汪氏は「中国の核心的利益の中の核心で、中日関係の政治基礎に関わり、越えてはならないレッドラインだ」と主張。「もし誰かが中国の内政に干渉し、中国統一を妨害すれば、必ず重い代価を払うことになるだろう」と強調した。
中国軍、包囲演習継続 台湾威圧の姿勢鮮明に
中国軍は24日、前日に続き台湾包囲の大規模演習を行った。台湾の頼清徳総統が20日に就任した直後のタイミングで、頼政権を軍事的に威圧する姿勢を鮮明にした。中国は今後、頼氏が台湾独立を明確に主張したと見なせば、第2弾の軍事演習に踏み切ると予想される。中台間の対立は出口が見えない状況に陥った。
1~3月出生数、6・4%減 少子化に歯止めかからず、厚労省
厚生労働省が24日公表した人口動態統計(速報値、外国人を含む)によると、2024年1~3月に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は、前年同期比6・4%減の17万804人だった。少子化の加速に歯止めがかかっていない。
婚姻数は1・3%増の13万6653組。死亡数は0・5%増の44万1370人で、出生数との差にあたる人口の自然減は27万566人だった。
大学生就職率98・1%過去最高 今年卒業、「売り手市場」鮮明
大学生就職率98・1%過去最高 今年卒業、「売り手市場」鮮明
今春に大学を卒業し、働くことを希望する人の4月1日時点の就職率は98・1%で、調査を始めた1997年春卒以降の最高を0・1ポイント更新したことが24日、厚生労働省と文部科学省の調査で分かった。新型コロナウイルス禍前の水準に戻った前年より0・8ポイント上昇。人手不足を背景に、企業の採用活動が活発化しているとみられ、学生優位の「売り手市場」が鮮明になった。
全国各地で今年一番の暑さ 真夏日100地点、群馬・桐生で34.1度
全国各地で今年一番の暑さ 真夏日100地点、群馬・桐生で34.1度
西日本から東日本にかけて暖かい空気に覆われた影響で、24日は東京など全国各地で今年一番の暑さとなった。気温が30度以上の真夏日は全国で100地点に上り、最も高かったのは群馬県桐生市の34・1度だった。
気象庁によると、この日の最高気温は名古屋市30・4度、東京都心(東京都千代田区)29・0度で、いずれも7月上旬並みの暑さだった。他に気温が高かったのは、群馬県伊勢崎市33・6度▽岐阜県美濃市33・0度▽岡山県真庭市32・2度――など。
台風1号発生へ 週明けからは本州も大雨か 24日は真夏日続出、今年一番の暑さに
台風1号発生へ 週明けからは本州も大雨か 24日は真夏日続出、今年一番の暑さに
きょう24日金曜に日本のはるか南で台風1号が発生する見込みです。台風1号の発生としては歴代7位の遅さですが、今年は1号も日本に影響を与えそうです。
台風1号は今後発達しながら北上し、27日月曜からは暴風域を伴いながら南西諸島に近づく予想です。
南西諸島では週明け以降大雨や暴風、高波に注意が必要です。さらに南西諸島だけではなく九州や本州でも大雨の恐れがあります。