「次の首相」1位は石破茂氏25% 岸田首相は1%…毎日新聞世論調査
毎日新聞は17、18日実施の世論調査で、「次の首相にふさわしい人」を自民党の国会議員8人の中から選んでもらった。最も多かったのは石破茂元幹事長の25%で、上川陽子外相の12%が続いた。3位は高市早苗経済安全保障担当相、小泉進次郎元環境相の各9%だった。5位は河野太郎デジタル相の7%、6位は野田聖子元総務相の2%、7位は岸田文雄首相と茂木敏充幹事長の各1%だった。「この中にはいない」との回答も34%に及んだ。
岸田内閣支持率、最低14% 不支持率82%…毎日新聞世論調査
岸田内閣支持率、最低14% 不支持率82% 毎日新聞世論調査
毎日新聞は17、18の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は、1月27、28日実施の前回調査(21%)より7ポイント減の14%で2カ月ぶりに下落し、岸田政権発足以来最低となった。岸田内閣の支持率が20%を切るのは、昨年12月以来2度目。不支持率は前回調査(72%)より10ポイント増の82%だった。
自民支持率16%、自公政権下最低に 裏金問題など直撃 世論調査
自民党の支持率は前回(23%)比7ポイント下落の16%。第1次安倍晋三内閣時代の07年8月(17%)を下回り、自公政権下での過去最低となった。
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岸田内閣支持率、最低14%・不支持率82% 自民支持率16% 盛山文科相「交代させるべきだ」78%…毎日新聞世論調査
盛山文科相「交代させるべきだ」78% 旧統一協会巡り…毎日新聞世論調査
盛山文科相「交代させるべきだ」78% 旧統一協会巡り 世論調査
毎日新聞は17、18の両日、全国世論調査を実施し、2021年衆院選で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体から支援を受けたと指摘されている盛山正仁文部科学相について、岸田文雄首相は交代させるべきだと思うか尋ねたところ、「交代させるべきだ」が78%となり、「交代させる必要はない」(10%)を大きく上回った。「わからない」は11%だった。
ロシア当局、遺体引き渡し拒否 ナワリヌイ氏「突然死」
ロシア北極圏の刑務所で死亡した反政府活動家ナワリヌイ氏の陣営は17日までに、ロシア当局に対し同氏家族への遺体引き渡しを求めたが、当局は応じなかった。陣営幹部ジダーノフ氏は17日、刑務所を同日訪れた母親と弁護士が、当局から死因について「突然死症候群」だと説明されたとX(旧ツイッター)で明らかにした。
ナワリヌイ氏死因、当局は「突然死症候群」と遺族に…国営テレビは「追悼」伝えずプーチン氏も沈黙
アレクセイ・ナワリヌイ氏を追悼するため、露全土で支持者らが政治弾圧犠牲者の記念碑などに献花を続けている。独立系人権団体「OVDインフォ」によると、16、17日の2日間で36都市の400人以上が拘束された。当局は反政権運動につながる事態を警戒し、統制を強めている模様だ。
ロシア軍、ウクライナ東部要衝アブデーフカを「完全制圧した」
ロシアのショイグ国防相は17日夜、ウクライナ軍と激戦が続いていた東部ドネツク州の要衝アブデーフカについて「完全制圧した」とプーチン大統領に報告した。プーチン氏は、ここを足がかりに、一方的に併合を宣言したドネツク州全域の制圧を進めたい構えで、3月の大統領選に向けた成果にしたい思惑もありそうだ。
「人為的な武器不足の解消を」 ゼレンスキー氏が欧米諸国に訴え
「人為的な武器不足の解消を」 ゼレンスキー氏が欧米諸国に訴え
ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、ドイツ南部ミュンヘンで開かれているミュンヘン安全保障会議にロシアによる侵攻後初めて対面で参加した。ロシア軍がウクライナ東部で猛攻を仕掛ける中、欧米諸国の支援に陰りも出ており、ゼレンスキー氏は演説で「人為的な武器不足」の解消を求めた。武器支援を巡っては、ウクライナへの供給が追いつかず、弾薬不足が深刻化している。
防衛装備品輸出、次期戦闘機を優先 公明に配慮 政府・自民案
国際共同開発する防衛装備品の輸出解禁論議を巡り、政府・自民党内で、英国、イタリアと共同開発する次期戦闘機に限って日本から第三国に輸出できるようにする案が浮上した。殺傷兵器の輸出に難色を示す公明党に配慮する目的で、共同開発品の輸出全面解禁は事実上当面棚上げする。
仕事はある…人は足りない 東京は2023年平均求人倍率1.78倍
仕事はある…人は足りない 東京は2023年平均求人倍率1.78倍 労働力の奪い合いに<深掘りこの数字>
東京で仕事を探す人にどれだけ求人があるかを示す「有効求人倍率」の2023年平均は1.78倍となるなど、人手不足が顕著になっている。
SOMPOインスティチュート・プラスの小池理人氏は、中国人の観光客が戻りつつある点にも触れ「飲食や宿泊など非製造業で人手不足は続く」とみる。飲食業の事例として店員を呼ばずに注文できるタッチパネルの導入など「今後は人手不足を解消するための投資が必要になる」と話した。
日本3大奇祭・蘇民祭、最後の開催 高齢化と担い手不足で 岩手
日本3大奇祭・蘇民祭、最後の開催 高齢化と担い手不足で 岩手
下帯姿の男衆が護符の入った麻袋を奪い合い、無病息災を願う伝統行事「蘇民祭(そみんさい)」が17日夜、岩手県奥州市の黒石寺(こくせきじ)境内で開かれた。関係者の高齢化と担い手不足のため今年が最後の開催となり、1000年以上とされる歴史に幕を下ろした。蘇民祭は日本3大奇祭の一つとも称される。