2024年4月4日 今日の出来事

自民裏金、党紀委員会、議員ら39人処分の内容

自民裏金、党紀委員会、議員ら39人処分の内容

自民党は4日、党紀委員会を開き、派閥の政治資金パーティー裏金事件に関係した安倍、二階両派の議員ら39人の処分を決定した。処分内容は以下の通り(敬称略)。

<離党勧告>塩谷立、世耕弘成
<党員資格停止1年>下村博文、西村康稔
<党員資格停止6カ月>高木毅
<党の役職停止1年>武田良太、松野博一、萩生田光一、林幹雄、平沢勝栄、三ツ林裕巳、堀井学、橋本聖子、山谷えり子
<党の役職停止6カ月>衛藤征士郎、小田原潔、菅家一郎、杉田水脈、中根一幸、宗清皇一、簗和生、宮本周司
<戒告>大塚拓、尾身朝子、柴山昌彦、関芳弘、高鳥修一、西村明宏、細田健一、吉野正芳、和田義明、岡田直樹、加田裕之、末松信介、羽生田俊、堀井巌、丸川珠代、山田宏、中山泰秀

塩谷立氏「まるで生けにえ」「首相も責任を」 離党勧告に弁明書

塩谷立氏「まるで生けにえ」「首相も責任を」 離党勧告に弁明

「まるでスケープゴート(生けにえ)のよう」――。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で4日、党から「離党勧告」を受ける安倍派(清和政策研究会)の塩谷立・元文部科学相が党に提出した弁明書を毎日新聞は入手した。

党執行部による処分の決定手法は「独裁的・専制的」で、「到底受け入れることはできない」と明記。党に処分の不服申し立てを行う意向を表明し、処分対象にならなかった岸田文雄首相(党総裁)についても「道義的・政治的責任も問われるべき」だと訴えた。

世耕弘成氏が離党届「責任取って収束させたい」 裏金事件で離党勧告 

安倍派幹部の世耕弘成氏が離党届「責任取って収束させたい」 裏金事件で離党勧告

自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、自民党から「離党勧告」の処分を受けた安倍派幹部の世耕弘成前参院幹事長は4日、離党届を提出した。

保守王国なのに…「過去一厳しい」自民に焦り 衆院島根1区補選の空気感 立憲民主は「宿願」なるか 

保守王国なのに…「過去一厳しい」自民に焦り 衆院島根1区補選の空気感 立憲民主は「宿願」なるか

岸田政権の命運を握る衆院3補欠選挙(16日告示、28日投開票)で唯一、自民党が公認候補を立てる島根1区。牙城とした細田博之前衆院議長の死去による「弔い合戦」だが、細田氏が会長を務めた清和政策研究会(現・安倍派)を震源とする裏金問題が自民を揺るがす。対する立憲民主党は「天王山」と位置づけ、攻勢。事実上の一騎打ちに。

大谷翔平にようやく1号 開幕から9試合、41打席目 ドジャース移籍後初アーチ

大谷翔平にようやく1号 開幕から9試合、41打席目 ドジャース移籍後初アーチ

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平は3日、ロサンゼルスでのジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で出場。七回2死で迎えた第4打席で右翼に1号本塁打を放った。9試合目、41打席目での初本塁打はメジャー移籍後、もっとも遅い記録となった。

移籍1号の大谷翔平「1本出て安心」…「早く打ちたいな、早く打ちたいなという気持ちあった」

試合後、大谷は本塁打について、「自分の中ではかなり長い間、打っていないなという感覚だった。バッティング自体もそこまで良くなかったし、まず1本出て、安心しているというのが率直なところ。早く打ちたいな、早く打ちたいな、という気持ちがあり、どんどん良いアットバット(打席)からかけ離れていくという状態だったので、これを機にしっかり自分の打席を継続したい」と語った。

東京都心で桜が満開 開花・満開とも過去10年で最も遅く

東京都心で桜が満開 開花・満開とも過去10年で最も遅く

東京管区気象台は4日、東京都心で桜(ソメイヨシノ)が満開になったと発表した。平年より4日遅く、昨年より13日遅い。満開の発表が4月になるのは2017年以来。東京では平年より5日遅い3月29日に咲き始め、開花、満開ともに過去10年で最も遅くなった。

岩手、宮城、福島で震度4

岩手、宮城、福島で震度4

4日午後0時16分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、岩手県矢巾町、宮城県石巻市、福島県双葉町などで震度4の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは約40キロ。地震の規模(マグニチュード)は6.0と推定される。主な各地の震度は次の通り。

震度4=岩手県矢巾町、宮城県石巻市、福島県双葉町

震度3=盛岡市、仙台市、福島市、青森県八戸市、秋田県大仙市、山形県米沢市、水戸市、宇都宮市、埼玉県春日部市、千葉県印西市

台湾地震、700人孤立 交通寸断、山間部での救出難航

台湾地震、700人孤立 交通寸断、山間部での救出難航

台湾東部沖で3日発生した地震で地元当局は4日、被害の大きい東部の花蓮などで救出活動を続けた。消防当局によると死者は10人、負傷者は千人余りで、約40人と連絡が取れていない。交通が寸断され約700人が孤立。300回以上の余震を観測しており、主に山間部での作業が難航している。約700人のうち、600人余りは花蓮の有名観光地、太魯閣(タロコ)国立公園のホテルなどから動けずにいる。