2024年2月17日 今日の出来事

H3ロケット打ち上げ成功 JAXA、失敗から1年

H3ロケット打ち上げ成功 JAXA、失敗から1年

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日午前9時22分、国産新型ロケット「H3」の2号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。昨年3月の1号機では失敗した2段目エンジンも正常に点火し、目標の軌道投入に成功した。飛行実証の主目的は達成された。搭載した性能確認用の模擬衛星と超小型衛星2機の分離も確認した。

初号機と2号機の「違い」 H3ロケット打ち上げ成功へと導いたものは何か

H2Aの1回の打ち上げ費用は、欧米より高額な約100億円で、価格競争力が低い。一方、H3はコスト削減を徹底。専用開発だった電子部品の約9割に自動車用を転用するなどして、約50億円に半減させた。

ロシアで相次ぐ活動家らの「不審死」、ナワリヌイ氏の死因報道も臆測呼ぶ

過去には女性記者射殺も…ロシアで相次ぐ活動家らの「不審死」、ナワリヌイ氏の死因「血栓」報道も臆測呼ぶ

ロシアではプーチン政権に批判的な活動家や野党政治家などの「不審死」が相次いでおり、ナワリヌイ氏が突然死亡した経緯を巡って臆測を呼んでいる。

独立系人権団体「OVDインフォ」によると、政治的弾圧による犠牲者の追悼記念碑などへの献花は16日に始まり、17日朝の段階で計102人が拘束された。サンクトペテルブルクでは64人が拘束されたという。抗議行動は16日、ドイツなど欧州各地の露大使館前でも展開された。

ロシア治安部隊、献花の市民拘束 モスクワ、抗議拡大を警戒

ロシア治安部隊、献花の市民拘束 モスクワ、抗議拡大を警戒

ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏の死亡が伝えられた翌日の17日も、首都モスクワなど各地で市民による追悼の動きが続いた。政権側は抗議行動拡大を警戒し、献花に並んだ人々を治安部隊が拘束。市民の不満を力で抑え込む構えを見せた。

活動家死亡、独仏で抗議デモ 「プーチンは殺人者」

活動家死亡、独仏で抗議デモ 「プーチンは殺人者」

ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏死亡を受け、ドイツ・ベルリンやフランス・パリのロシア大使館前では16日、市民らが「プーチン(ロシア大統領)は殺人者だ」などと書かれたプラカードを手に抗議デモを行った。地元メディアが伝えた。

南海トラフ地震 四国最大9万人超の死者想定 能登地震で警戒強まる

南海トラフ地震 四国最大9万人超の死者想定 能登地震で警戒強まる

1月に発生した能登半島地震を機に、四国でも南海トラフ地震への警戒が強まっている。最大クラス(マグニチュード9・0、震度7)が起きた場合、四国4県を合わせた現在の最大被害想定では死者数が9万5500人にのぼり、発生翌日の避難者数は100万人を超える。能登地震を受け、四国でも被害想定の見直しを表明する自治体が相次いでおり、今後さらに増える可能性もある。

自治体、精神疾患で休職1.8倍 20代と30代目立つ

自治体、精神疾患で休職1.8倍 20代と30代目立つ

2022年度に精神疾患など「精神および行動の障害」で1カ月以上休んだ自治体職員は、10万人当たり換算で2143人(2.1%)だったことが17日、地方公務員安全衛生推進協会の調査で分かった。10年前の約1.8倍になった。

総務省幹部は「昔に比べて職員1人当たりの仕事量が増え、デジタル対応や感染症対策など内容も複雑になっている」と業務負担が重くなっていると分析した。

「食」目的の観光推進 訪日客誘致へ支援…観光庁

「食」目的の観光推進 訪日客誘致へ支援―観光庁

観光庁は2024年度、地域の食文化に触れることを目的とした観光プログラムの開発を支援する。新型コロナウイルス禍の収束で急増する訪日外国人観光客を地方にも呼び込み、消費拡大を狙う。観光事業者などを対象に、ツアー拠点となる施設の整備にかかる費用を補助する。

桜開花予想、24年も東京が「一番乗り」 全国的に平年より早く

開花予想、24年も東京が「一番乗り」 全国的に平年より早く

気象情報会社「ウェザーニューズ」によると、暖冬の影響で桜の開花は全国的に平年より早まるところが多く、トップは東京の3月18日となりそうだ。

開花時期の予想は、東京18日▽福岡19日▽長崎、横浜20日▽名古屋21日▽大阪22日――などでいずれも平年より早い。桜は開花から5~10日後に満開を迎えるといい、桜の見ごろも早まる。