2023年1月27日 今日の出来事

強盗指示役「ルフィ」 フィリピンから移送へ 別の詐欺事件で逮捕状

関東地方などで発生した複数の強盗事件で、計画や実行を指示していたとみられる「ルフィ」と名乗る数人の日本人が、フィリピンの首都マニラで拘束されていることが、フィリピン司法当局への取材で分かった。

この数人は、別の特殊詐欺事件で逮捕状が出ており、日本の警察当局は詐欺容疑で調べた上で、強盗事件との関連も捜査する方針。

現地当局に身柄の移送を求めている。

演技力不要?タンス預金は”だまし取る”から”奪い取る”

新型コロナ「5類」引き下げは5月8日から 岸田首相が表明

岸田文雄首相は27日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを5月8日から季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げると表明した。首相官邸で開かれた政府対策本部で正式に発表した。

首相は20日に春から類型を引き下げる方針を示していた。時期については「できるだけ早いタイミングで確認したい」としていたが、4月に統一地方選があることなどを踏まえ、自治体の負担を低減するため大型連休明けからの移行に決めた。

現在の「新型インフルエンザ等感染症」では、治療や入院でかかる医療費などを公費でまかなってきたが、5類に変更すれば制度上は自己負担が生じることになる。ただし急激な負担増を懸念する意見に配慮し、政府は治療薬の無料提供を続けるなど段階的な移行を検討している。無料で実施されているワクチン接種は当面の間、継続させる見通しだ。

新型コロナウイルスを巡る経緯と今後の予定

米、ワグネルを「国際犯罪組織」に指定 6個人と12団体に制裁

バイデン米政権は26日、ウクライナ侵攻に部隊を派遣するロシアの民間軍事会社ワグネルを「国際犯罪組織」に指定し、関連する6個人と12団体に制裁を科すと発表した。米国内の資産を凍結し、米国人との取引を禁止する。ロシアは侵攻が長期化するなかでワグネルへの依存度を強めており、今回の制裁でプーチン政権の戦争遂行能力を低下させる狙い。

ワグネルは、囚人らを雇い兵として組織し、ウクライナ侵攻の前線に派遣してロシア軍を支援しており、米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官が制裁を強化する考えを示していた。今回の制裁では、商業衛星による宇宙画像をワグネルに送り、ウクライナでの軍事作戦を支援したとしてロシアや中国に拠点を置く企業なども制裁対象に加えた。

制裁を実施する財務省のイエレン長官は「ロシアはウクライナへの不正な戦争を続けるため武器と支援を必死で探している。ワグネルへの制裁拡大とその仲間への新たな制裁で、ロシアの武装能力を低下させる」と述べた。

ロシアの民間軍事会社ワグネルを「国際犯罪組織」に指定 アメリカ・バイデン政権

日本海側、28日も大雪の恐れ 北陸80cm、中国50cm予想

低気圧や冬型の気圧配置の影響で、27日は北日本から西日本の日本海側を中心に雪が降った。気象庁は28日にかけても寒気が強い状態が続くと予測し、東日本から西日本の日本海側で大雪になる恐れがあるとして警戒を呼びかけている。

気象庁によると、27日午後4時までの24時間降雪量は、新潟県上越市48センチ▽山形県尾花沢市28センチ▽石川県七尾市24センチ――など。また、27日午後4時時点の同日の最低気温は北海道上士幌町で氷点下24.9度となり、1月の観測史上1位の記録を更新した。この他、札幌市中央区で氷点下10.1度だったほか、東京都千代田区で1.5度▽名古屋市千種区で0.7度▽大阪市中央区で1.0度▽福岡市中央区で2.5度――だった。

28日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、北陸80センチ▽中国50センチ▽関東20センチ。全国的に風が強く、気象庁は吹雪や大雪による交通障害に注意するよう求めている。

明日1月28日(土)の天気 再び強い寒気が南下 日本海側は雪が強まる

東京・23区でも一時的に積雪の可能性、多摩では最大2センチ予想

気象庁によると、28日午後6時までに予想される24時間降雪量は、多いところで、関東地方北部の山地が20センチ、北部の平地が6センチ、南部の山地が2センチ、南部の平地が3センチとなっている。

東京都では27日昼過ぎから一部で雨や雪が降り始めており、夜遅くにかけては気温の低下に伴って雪の降る範囲が広がると予想されている。多摩地域では積雪となるところがある見込み。東京23区では積雪にはならない見通しだが、予想より降水量が多くなった場合には一時的に積雪となるおそれがある。28日午後3時までに予想される24時間降雪量は、多いところで、多摩西部が2センチ、多摩北部・南部が1センチの見込み。

都内の花粉飛散量、23区は「例年の2倍」予測…すでに少量の飛散が始まる

東京都は26日、今春のスギ・ヒノキ花粉の飛散予測を発表した。飛散が始まるのは例年並みの2月13~17日頃と見込み、量は例年の2.3倍程度に増えるという。

飛散量は区部で例年の2倍、多摩地域では2.4倍。昨春と比べて区部は2.3倍、多摩地域は3倍、全体で2.7倍になるとみている。昨夏の日照時間が長く、スギ・ヒノキの生育がよかったことなどが要因という。すでに少量の飛散が始まっており、都は外出時にマスクや眼鏡の装着などの対策を勧めている。

全国で新たに5万3911人感染確認 死者は343人 新型コロナ

厚生労働省は27日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で5万3911人確認されたと発表した。前週の金曜日より約2万8700人減った。死者は343人だった。

主な都道府県の新規感染者数は、北海道1367人▽東京都4297人▽愛知県3529人▽大阪府3583人▽福岡県2623人――など。

<新型コロナ・27日>東京都で4297人感染、25人死亡

東京都は27日、新型コロナウイルスの新たな感染者4297人と死者25人を確認したと発表した。1週間平均の新規感染者数は、27日時点で5284.6人で、前の週に比べて63.7%。亡くなったのは50代~90代の男女。

【1年前の今日の出来事】 2022年1月27日