2021年10月13日

ガソリン価格が7年ぶり高値 162円超 背景に世界経済の回復
経済産業省が13日発表した11日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、4日時点の前回調査と比べて2円10銭高い162円10銭だった。世界経済の回復に伴う原油価格の高騰が背景にあり、2014年10月の調査以来、7年ぶりの高値を付けた。新型コロナウイルス緊急事態宣言の解除と秋の行楽シーズン到来で人流の活発化が見込まれる中、家計への打撃となりそうだ。灯油も6週連続で値上がりし、18リットル当たり31円高い1814円だった。ハイオクは1リットル当たり2円10銭高い172円90銭、軽油は2円00銭高い141円90銭だった。(共同)

新型コロナ ワクチン3回目、12月想定 首相「全額公費負担」 代表質問
岸田文雄首相は12日の衆参本会議での代表質問で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、「早ければ12月からの開始を想定し、準備を進める」と表明し、「全額公費負担で行う」と述べた。

共産党、22選挙区で候補取り下げ 野党一本化目的に
共産党は13日、次期衆院選(19日公示、31日投開票)で小選挙区に擁立した126人の公認候補予定者のうち、野党一本化を目的に22人を取り下げる方針を発表した。新たに千葉6区など2人を追加し、計106選挙区で候補を擁立する。選挙区で106人は、1996年に現在の選挙制度となって以降最少となる。

自民、河村建夫氏に山口3区出馬見送り提案 長男の比例単独擁立も
自民党の河村建夫元官房長官(78)=衆院山口3区=は13日、党本部から次期衆院選(19日公示)での出馬見送りを打診されたことを、山口市内で開いた後援会役員会で報告した。秘書で長男の建一氏(45)を比例代表で擁立することも同時に提案されたといい、河村氏は14日に態度を表明する見通しだ。3区では自民の林芳正元文部科学相(60)も参議院からのくら替えを目指して立候補を表明し、保守分裂選挙の可能性が高まっている。