台風8号、伊豆半島に上陸 8万人超に避難指示 欠航・運休相次ぐ
台風8号は、13日午後3時前、静岡県御前崎市付近を通過し、午後5時半ごろ、静岡県の伊豆半島に上陸した。静岡市の一部や東伊豆町全域の計約8万4000人に避難指示が出たほか、帰省客や観光客でにぎわう行楽地や交通にも影響が出た。
全日空は羽田、静岡空港を中心に計111便、日本航空も羽田など計23便の欠航を発表した。東海道新幹線は13日朝に静岡―掛川間の雨量計が規制値に達したことから同区間で一時運転を見合わせ、約9万2000人に影響が出た。
台風は関東甲信を進み、14日未明に福島県沖に抜ける見通し。14日午後6時までに予想される24時間雨量は多い所で関東甲信・東海150ミリ、東北100ミリで、気象庁は土砂災害への厳重な警戒を呼びかけている。
秋田で河川氾濫「緊急安全確保」発令 浸水被害300棟迫る
停滞する前線の影響で東北北部では大雨が断続的に降った。秋田県では由利本荘市の芋川や五城目町の内川川と富津内川が氾濫し、近くの住宅や水田に泥水が流れ込んだ。同町は一時、最も高い警戒レベル5にあたる「緊急安全確保」を内川、富津内両地区(計716人)に出した。
イングランドで「干ばつ宣言」 熱波続き水不足深刻―英
英環境当局は12日、イングランド南部など8地域について「干ばつ宣言」を発令した。英国は7月から8月上旬にかけて熱波に見舞われ、水不足が深刻化。宣言を受け、水使用の規制が厳格化される見込みで、当局は住民らに注意を呼び掛けている。
イングランドで同様の宣言が出されるのは2018年以来。英国では7月中旬、ロンドン郊外で記録上初めて気温が40度を超えるなど、異例の猛暑となっている。今週末も37度近くまで上がる見通し。気象庁によれば、イングランドとウェールズの今年1月から半年間の降雨量は、1976年以降の同時期で最低だったという。
全国で18万3609人感染、前週より4万4000人減 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染者は13日、全国で新たに18万3609人確認された。前週の土曜日より約4万4000人減少した。死者は256人、重症者は625人。
東京都で2万3773人感染、前週から7200人減 新型コロナ
東京都は13日、新型コロナウイルスの感染者が2万3773人確認されたと発表した。前週土曜日(3万970人)から約7200人減り、8日連続で前の週の同じ曜日を下回った。新たに32人の死亡が確認された。
国会議員106人が旧統一教会と接点、8割自民 共同通信アンケート
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を巡り、共同通信が全国会議員712人(1人欠員)を対象としたアンケートで、関連団体のイベントに出席したり、選挙協力を受けたりした接点のある議員が106人に上ることが13日、分かった。うち自民党議員は82人で8割近くを占めた。
教団が自民党を中心に政界に幅広く浸透している実態が改めて明らかになった。内閣改造で入閣の際に関係を認めた議員もおり、今後増える可能性がある。秋の臨時国会で焦点になりそうだ。
【1年前の今日の出来事】 2021年8月13日