今日の出来事(2022年5月20日) 都民割「もっとTokyo」来月復活へ 1泊5000円補助 3回接種など条件

バイデン氏、韓国との経済・安保の協力強化を演説 日韓歴訪開始

バイデン米大統領(右)の演説を見守る韓国の尹錫悦大統領=韓国・京畿道平沢市のサムスン電子の工場で2022年5月20日

バイデン米大統領が20日、ソウル郊外の米空軍烏山(オサン)基地に到着し、2021年1月の大統領就任後初めてのアジア訪問となる日韓歴訪を開始した。バイデン氏はサムスン電子の半導体工場を視察し、韓国と先端技術分野での協力を強化していく方針を表明した。

バイデン氏は視察後の演説で「新型コロナウイルスの世界的大流行でサプライチェーン(供給網)のもろさが露呈し、ロシアのウクライナ侵攻でサプライチェーンの重要性はさらに注目された」と指摘。その上で「我々の経済や国家安全保障は、価値を共有しない国には依存しない。韓国など価値を共有する国々と全面的に協力を強化することが、長期的な強靱さや繁栄、21世紀の競争における優位をもたらす道だ」と強調した。

バイデン氏に同行した韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は「韓米関係が、先端技術とサプライチェーンの協力に根ざした経済安保同盟に生まれ変わることを望む」と応じた。

陛下、23日にバイデン米大統領と御所でご会見へ

天皇陛下は23日午前、皇居・御所で、バイデン米大統領と会見される。宮内庁が20日、発表した。面会はお一方で、30分程度の見通し。バイデン氏は日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」首脳会合などのため、22日に来日する予定。

宮内庁によると、陛下は皇太子時代の平成25年12月、当時米国の副大統領だったバイデン氏とお住まいで会われたことがある。米国の大統領との面会では、陛下は即位後間もない令和元年5月、皇后さまとともに、国賓として来日した当時のトランプ米大統領夫妻と会見されている。

政府、来月1日から入国者の上限「1日2万人」に緩和と発表 空港検疫も緩和へ

新型コロナの水際対策について、政府は来月1日から入国者の上限を2万人に拡大し、国や地域の陽性率に応じて空港の検疫体制を緩和すると発表しました。

松野官房長官は会見で、1日あたり1万人としている現在の入国者の上限を、来月1日から2万人に拡大し、空港検疫の体制も緩和すると発表した。

入国時に行っている検査の陽性率ごとに国や地域を3つのグループに分類し、▽陽性率が最も低いグループからの入国は、ワクチン接種の有無に関わらず検査や待機を免除、▽次に低いグループは、3回目接種を終えていれば免除、▽残るグループは、検査や待機措置を継続するという。

それぞれの内訳は、▽条件なしで検査などが免除される国はアメリカやイギリスなどおよそ100か国、▽次のグループがおよそ100か国▽検査や待機が継続される国は4か国になる。

成田空港の到着ロビーに出て、検疫中の家族や友人を待つ入国者ら=4月7日

都民割「もっとTokyo」来月復活へ 1泊5000円補助 3回接種など条件

東京都の観光振興策、「もっとTokyo」が来月から国の「GoToトラベル」に先駆けて試験的に再開する。都民による都内での宿泊旅行が1泊5000円、日帰り旅行で1回2500円を補助するなど、観光振興のキャンペーン。

関係者によると、都は3回目接種を受けた人や陰性証明を持っている人を対象に、来月から国の「GoToトラベル」に先駆けて試験的に再開するという。また、国の「GoToトラベル」との併用も認める方針だ。

都民割「もっとTokyo」来月復活へ

全国で新たに3万7438人感染 前週から2000人減 新型コロナ

新型コロナウイルスの感染者は20日、全国で新たに3万7438人確認された。1週間前より約2000人少なく、6日連続で前週の同じ曜日を下回った。死者は44人で、重症者は前日比4人減の106人だった。

東京都で新たに3573人感染確認 先週金曜より536人減 重症16人、7人死亡
東京都で20日、新たに3573人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。先週の金曜日(4109人)より536人減った。亡くなった人は7人だった。

【1年前の今日の出来事】 2021年5月20日