東京オリンピック・パラリンピック 日本 メダル獲得数
金メダル 19
銀メダル 6
銅メダル 11
合計 36
【 8月3日(火)】
体操 男子種目別 鉄棒 金メダル
橋本 大輝(はしもと だいき) 金×2、銀×1
ボクシング 女子フェザー級 金メダル
入江 聖奈(いりえ せな) 金×1
漫画の影響から小学生でボクシングを始める。20年アジア・オセアニア予選で女子で日本勢初の五輪出場を決定。
レスリング 男子グレコローマンスタイル77キロ級 銅メダル
屋比久 翔平(やびく しょうへい) 銅×1
「在宅で酸素吸入ありえる」 コロナ入院制限で厚労相
田村憲久厚生労働相は3日の閣議後会見で、新型コロナウイルスの感染拡大地域で入院できるのは重症者や重症化するリスクの高い患者に限定するとの政府方針について、中等症でも「比較的(症状が)軽い方は在宅(療養)をお願いしていく」と説明し、「場合によっては在宅で酸素吸入することもありえる」との認識を示した。
入院対象限定、野党が批判 「自宅放棄」「大きな危険」
政府が新型コロナウイルス感染急増地域で入院対象を重症者や重症化リスクの高い患者に限定し、それ以外は原則的に自宅療養とする方針に転換したことについて、野党は3日、「自宅療養とは言葉だけで『自宅放棄』としか言いようがない」(立憲民主党の枝野幸男代表)などと厳しく批判した。4、5両日に衆参両院の厚生労働委員会でそれぞれ開かれる閉会中審査で追及する。
枝野氏は党会合で「病院で治療を受けるという最低限のことすらできない」と指摘。「今の政権にこれ以上危機管理をさせていたら、国民の命を守れない。代わり得るのは最大野党である私たちしかいない」と訴えた。立民の安住淳国対委員長は国会内で記者団に「場合によっては患者を見捨てるような話だ。(政府が)医療崩壊を認めたことになる」と強調した。
共産党の志位和夫委員長もツイッターで「大きな危険を伴う政策転換だ」と批判。国民民主党の玉木雄一郎代表は「極めて重要な運用の見直しだ。速やかに臨時国会を開いて議論すべきだ」と主張した。
東京都内で新たに3709人感染確認 火曜日で最多
東京都は3日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに3709人確認されたと発表した。1日あたりの感染者が3000人を超えるのは2日ぶり。前週の火曜(2848人)から861人増え、火曜として過去最多を更新した。直近7日間の平均は3337.4人で、前週比は189.3%。
大阪府で1079人感染確認 前週火曜から338人増 新型コロナ
大阪府は3日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1079人確認されたと発表した。1日あたりの新規感染者が1000人を上回るのは1040人が確認された7月31日以来。前週火曜(7月27日)の741人から338人増えた。
埼玉で過去最多、1053人の感染発表 新型コロナ
埼玉県内で3日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1053人発表された。7月31日の1036人を上回り、過去最多を更新した。死者の発表はなかった。
河野氏、アストラ製を宣言地域に重点配分 来月までに200万回分
河野太郎規制改革担当相は3日の記者会見で、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを、緊急事態宣言が発令されている埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、沖縄の6都府県に重点配分する考えを明らかにした。国内で製造し、8~9月に供給する200万回分を確保しているという。
同社のワクチンは7月30日に「臨時接種」として使用を認められた。接種対象は原則40歳以上。アレルギーにより、米ファイザー製や米モデルナ製が打てないなどの理由がある場合は40歳未満も接種できる。
亡命希望のベラルーシ選手 ポーランドに向け、4日出国の見通し
東京オリンピック陸上女子ベラルーシ代表のクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)がチーム側による強制帰国を拒否して亡命を希望し、ポーランドから人道的査証の発給を受けたことを受けて、ベラルーシ反政権派「調整協議会」のラトゥシコ元文化相は2日、ツィマノウスカヤ選手が在日ポーランド大使館にワルシャワへの出発までとどまるとツイートした。日本の警察が警備しており、ポーランドへは同国の領事が同行するという。ベラルーシのルカシェンコ政権は国民の基本的人権も守らないと批判した。
発電コスト試算 原発11. 7円以上で太陽光上回る
経済産業省は3日、電源別の発電コストの試算について詳しい数値を公表した。原発は2030年時点で1キロワット時あたり「11.7円以上」となり、前回15年の試算より1.4円上がった。最も安かったのは事業用太陽光で、「8.2円~11.8円」だった。太陽光のコストが原発を将来下回る見通しが固まった。原発のコストが前回15年時点の試算より上がったのは、安全対策費や事故時の賠償費用などが増えたためだ。東京電力福島第一原発事故の処理費用などは今後もふくらみそうで、11.7円より上ぶれする可能性がある。
太陽光、一転割高に 火力の効率低下で―経産省再試算
経済産業省は3日、2030年時点の電源別発電コストの再計算結果を有識者会議で公表した。太陽光発電など再生可能エネルギーを補う火力発電の効率低下に伴う費用を各電源のコストとして算入すると、太陽光は原発や液化天然ガス(LNG)火力に比べ割高になり、7月に示した試算と異なる結果になった。
太陽光や風力の発電量は天候に左右される。安定的な電力供給には火力発電などによる調整が欠かせない。今回は再エネ活用に伴って生じるLNG火力の利用率低下や燃費悪化によるコスト増を各電源に上乗せした。その結果、事業用太陽光の発電コストは1キロワット時当たり18.9円となり、LNG火力の11.2円や原発の14.4円を上回った。コスト面の優位性が低下すれば、太陽光の普及に影響が出る恐れがある。
新潟・三条で39.1度 猛暑続く、熱中症防止を―気象庁
日本列島は3日、太平洋高気圧の影響で北海道や東北、北陸、山陰を中心に35度以上の猛暑日になる所が多かった。気象庁によると、新潟県では南や東からの風が山を越えた際に温度が上がるフェーン現象が起きたとみられ、三条市で39.1度を観測。今夏では全国最高気温を更新し、初めて39度台となった。