熊本城の内部、5年ぶり公開
2016年4月の熊本地震で甚大な被害を受けた熊本城(熊本市中央区)の天守閣内部が28日、被災から5年ぶりに一般公開された=1面NEWSLINEに写真。今年3月に修復工事が終わり、当初は4月26日の公開を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期していた。
東京など2~4週間延長へ まん延防止、政府検討 五輪無観客論も
政府は29日、新型コロナウイルス対策で10都道府県に7月11日までの期限で適用している、まん延防止等重点措置について、東京都などで延長する調整に入った。東京オリンピック開幕(7月23日)をまたぐ2~4週間の延長を検討している。政府内には延長地域での「五輪無観客」論も浮上している。
中国共産党100年 祝賀イベント本格化 習氏の功績を強調
中国共産党が創建100年の記念日である7月1日に向けて、祝賀イベントを本格化させている。6月28日には北京五輪のメイン会場だった国家体育場(鳥の巣)で「偉大な道のり」と題し、100年の歴史を歌や踊りで表現した公演を実施。習近平党総書記(国家主席)や引退した最高指導部メンバーらが観覧した。
ただ、貴賓席にずらりと並んだ歴代指導部の中に、胡錦濤前党総書記(前国家主席)や温家宝前首相の姿は見られなかった。党草創期から4部に分けた公演では、毛沢東が率いた初期と習氏が党総書記となった2012年以降の功績が強調されており、こうした公演内容と2人の前指導者の「欠席」には何らかの関連がある可能性もある。
公演は党草創期の第1部、中華人民共和国成立後初期の第2部、毛の死後に実権を握った鄧小平による改革開放政策と、江沢民、胡の両総書記時代を一つにまとめた第3部、そして習氏時代の第4部の構成。第4部では「脱貧困」や新型コロナウイルス対策の成功、軍の改革・強化、巨大経済圏構想「一帯一路」など習氏の功績が次々とうたい上げられた。