2021年11月20日

新型コロナ、新規感染者は全国で112人 3日連続で200人未満
新型コロナウイルスの国内感染者は20日、午後7時現在で新たに112人が確認され、3日連続で200人を下回った。都道府県別では、福岡県の18人が最も多く、大阪府が17人で続いた。27県では新たな感染者の発表はなかった。東京都では16人の感染が確認された。

都内で大規模交通規制…首都直下地震の想定訓練、環七から都心への流入禁止
警視庁は21日、首都直下地震を想定した訓練のため、東京都内で大規模な交通規制を行う。交通渋滞の発生も予想され、迂回路の利用を呼びかけている。訓練は例年、9月1日の防災の日に行うが、今年は東京パラリンピック期間中だったため時期をずらした。

環境ポイント制度、前倒し 補正予算案に100億円
政府は20日、環境に配慮した行動に企業や自治体がポイントを付与する「グリーンライフポイント」制度の創設、普及に向け、2021年度補正予算案に約100億円を計上する方針を固めた。環境省が22年度当初予算の概算要求に盛り込んでいたが、50年の脱炭素社会実現には生活様式の転換を加速させる必要があるとして前倒しした。

ポイント付与の対象は、太陽光など再生可能エネルギー電力への切り替えや期限が迫った食品の購入、プラスチック製スプーンやストローの受け取り辞退、衣服を長持ちさせるための修繕などが挙がっている。ポイントは別の買い物や商品との交換などに使えるようにする。

日米豪印のクアッド首脳会議、来年は日本で開催 米高官明かす
米ホワイトハウスで対アジア政策を担うカート・キャンベル米国家安全保障会議(NSC)インド太平洋調整官は19日、米シンクタンクのオンラインイベントで講演した。日米豪印4カ国(クアッド)の会合について、来年は日本で開催することで合意していることを明らかにした。首脳会議を指すとみられる。時期については調整中という。

英も外交ボイコット検討か 北京冬季五輪
英紙タイムズ電子版は20日、ジョンソン首相が中国の人権問題に抗議するため、来年2月の北京冬季五輪に閣僚らを派遣しない「外交ボイコット」を検討していると伝えた。バイデン米大統領がボイコット検討を明言しており、英政府内で追随すべきかどうか議論しているという。トラス外相は賛成している。閣僚を送らず、駐中国大使を五輪に出席させる案が検討されている。