自民会合で、中国外相の尖閣発言に対し政府の対応は弱腰だ
中国の王毅(ワンイー)国務委員兼外相が尖閣諸島について一方的に領有権を主張したことをめぐり、26日の自民党の会合で日本政府の対応への「不満」が噴出した。24日にあった日中外相会談後の共同記者発表で、茂木氏の発言後、王氏が外相会談の成果について説明。「ここでひとつの事実を紹介したい」と切り出し、「一部の正体不明の日本漁船が釣魚島周辺に入っている。中国側としてはやむを得ず、必要な反応をしなければならない」などと主張した。
印高速鉄道開業、当初予定の23年から1年遅れ
国際協力機構(JICA)インド事務所は26日、日本の新幹線方式を採用したインド初の高速鉄道の開業予定が2023年から最低でも1年は遅れることを明らかにした。高速鉄道は西部アーメダバードと商都ムンバイを在来線特急の3分の1となる約2時間で結ぶ計画。高速鉄道公社は26日、総延長約500キロのうち237キロの土木工事契約をインド製造・建設複合大手ラーセン・アンド・トゥブロと署名した。高架橋やトンネル、全12駅のうち4駅の建設などが含まれている。