今日の出来事(2022年5月29日) 群馬と栃木で35.2度 今年、全国初の猛暑日 東京、大阪は真夏日―気象庁

群馬と栃木で35.2度 今年、全国初の猛暑日 東京、大阪は真夏日―気象庁

日本列島は29日、大半の地域で晴れ、暖気が流入した関東や東海を中心に気温が大幅に上がる所が多かった。気象庁によると、群馬県高崎市と栃木県佐野市で35.2度を観測し、今年全国で初めて35度以上の猛暑日になった。岐阜県多治見市は34.9度となり、この地点の5月の最高記録を更新した。

主要都市の最高気温は東京都心(千代田区)で31.2度、名古屋市で33.1度、大阪市で31.8度になり、いずれも今年初めて30度以上の真夏日になった。福岡市は28.5度だった。

群馬と栃木 今年初の猛暑日 全国3割近く真夏日

プーチン氏「制裁解除で穀物輸出も」 独仏首脳に

ロシアのプーチン大統領は28日、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相と電話協議した。ロシア側によるとプーチン氏はウクライナ侵攻に伴う食料問題の解決に向けて、黒海の港からウクライナ産を含む穀物輸出などを検討する用意があると表明。同時に米欧の対ロシア制裁の解除が必要だと主張した。

プーチン氏は独仏首脳に対し、穀物価格の高騰など世界的な食料危機を「西側諸国の誤った経済政策や対ロ制裁の結果だ」と批判した。米欧による制裁が強化されるなか、食料供給への協力と引き換えに制裁解除を促したかたちだ。

ロシア、志願兵の年齢上限撤廃 人的損失は相当数に

ロシアのプーチン大統領は、軍への入隊志願者の年齢上限を撤廃する法案に署名し、同法が成立した。米CNNなどがロシア国営タス通信を引用して28日伝えた。ウクライナ侵攻による露軍の人的損失は相当数に上っており、上限撤廃で兵士数増加につなげる狙いがあるとみられる。

従来の制度では、若年者が対象の徴兵制とは別に、ロシア国籍の人は18~40歳が、外国籍の人は18~30歳が、それぞれ露軍に入隊できる。法案はこの二つの上限を撤廃するもので、ロシア国会が25日に可決していた。医療支援や工学、情報通信などの分野の専門家が軍に参加することを期待しているという。

ロシア 志願兵の年齢“上限”を撤廃へ “兵士不足”解消する狙い

「サル痘」対策で協力 総会最終日、協議継続―WHO

ジュネーブで開催されていた世界保健機関(WHO)の年次総会は28日、最終日を迎え、性感染症対策に関する協議が予定時間を超えて続けられた。加盟国は22日からの会期中、テドロス事務局長を再選したほか、ロシアのウクライナ侵攻を非難する決議を採択。

WHOは、北米や欧州で感染が報告されている天然痘に似た「サル痘」について、各国の保健当局と協力して調査を継続するとしている。

サル痘感染者の手=1997年、中部アフリカのコンゴ民主共和国

国内新たに2万828人感染 前週比1万人減―新型コロナ

国内では29日、新たに2万828人の新型コロナウイルス感染が確認された。新規感染者は前週日曜日と比べ1万620人減少。死者は19人で、重症者は前日比7人増の88人だった。

東京都で新たに2194人の感染確認 前週から1000人以上減
東京都は29日、新型コロナウイルスの感染者が新たに2194人確認されたと発表した。前週の日曜日(3317人)から1000人以上減った。日曜日に感染者が3000人を下回るのは今年1月9日以来。新たに確認された死者は4人だった。

【1年前の今日の出来事】 2021年5月29日