2020年11月9日

コロナ分科会緊急提言 「急速な感染拡大に至る可能性高い」
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会(会長・尾身茂地域医療機能推進機構理事長)が9日、持ち回りで開かれた。国内の感染状況について「急速な感染拡大に至る可能性が高い」として、対策強化を求める緊急提言をまとめた。
緊急提言では、この冬も社会経済活動と両立できるよう、国民や自治体、国に求められるものとして、◎踏み込んだクラスター対応、◎対話のある情報発信、◎店舗や職場などでの感染防止策の確実な実践、◎国際的な人の往来の再開に伴う取り組みの強化、◎感染対策検証のための遺伝子解析の推進、の5つをまとめた。

キノコから基準値を超えるセシウム 宮城県が出荷自粛要請
宮城県は9日、インターネット上のフリーマーケットサイトで販売されていた野生キノコのコウタケから国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える980ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。県は採取地の同県気仙沼市に出荷自粛を要請し、販売品の回収を進めている。