科学・技術

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深刻な地球温暖化 2100年には「日本全国140地点で40℃超え」の予測も

今年7月には、ポルトガルで最高気温が47℃に達し、スペインでも45℃以上を記録。フランスでも観測史上最高気温を塗り替えた。まさに、50℃近い気温が当たり前の世界を迎えようとしている。
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「科学技術力の低下」になぜ危機感が覚えないのか 日本の地位は20年あまりで4位から10位に陥落

8月9日、文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は「科学技術指標2022」を発表した。世界的にインパクトのある自然科学分野の論文数で、日本の地位はこの20年あまりの間に、4位から10位に陥落した。
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地球上の雨水はもはや飲用に適さないことが研究で明らかに PFASという有害な物質が含まれている

アメリカの飲用水汚染ガイドラインに則ると、「地球上の雨水の全てが飲用に適さない」ということが複数の環境科学者の研究によって明らかになったと「Business Insider」が報告しています。
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上位論文数、世界12位に 初めて10位以内に入らず 自然科学分野

世界で2018~20年に発表された自然科学分野で影響力の大きな上位論文数で、日本が世界12位と、統計がある1981年以降、初めて10位以内から脱落した。日本は研究力の低迷に歯止めがかかっていない。
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脳科学者が教える「脳が喜ぶ6つの言葉」

「最近いいことがないな」と思っている方はいませんか?  そんな方は、まず口ぐせを変えてみるのがいいでしょう。言葉は人の行動に大きな影響を及ぼします。脳科学者の西剛志さんが、口ぐせと脳の関係性や、実際に使いたくなる「いい口ぐせ」を紹介します。
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チベット高原の氷河から約960種の「未知の微生物」を発見! 温暖化による氷河の溶解で、新たなパンデミックが発生するかもしれない

中国科学院(CAS)の研究チームはこのほど、チベット高原の氷河サンプルを調査、968種の微生物を発見したと発表しました。そして、そのうちの98%が未知の新種であると判明したのです。研究チームは、温暖化による氷河の溶解で、未知なる細菌やウイルスが解き放たれることで、新たなパンデミックが発生するかもしれない、と懸念しています。
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大規模通信障害 山口真由氏「自動運転で通信が途切れたら」迅速な備えの必要性を力説

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が4日、冒頭でKDDIの大規模通信障害について取り上げ、弁護士の山口真由氏は「例えば自動運転なんてこともこれからあるわけですけど、その時に通信が途切れたら、それこそ命に関わる事故なんて増えるんじゃないか」などと問題視した。
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辛坊治郎氏が断言 電力不足は太陽光で賄える! 自宅屋根に設置して15年 実証実験済み

そんな電力事情について、辛坊氏は「私は誰よりも詳しいですよ」とニヤリ。15年前から自宅の屋根に5.2キロワットの巨大な太陽光パネルを設置して実証実験をしてきたといい、「日本の全エネルギーは太陽光だけで賄えます。日本は緯度が南にあるから日照時間も長い。実証実験を15年して、エネルギーは太陽光+蓄電池で賄えます」と言い切った。
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生物資源を活用する「バイオマス発電」の課題とは?

最近、バイオマス発電という言葉をよく聞く。「バイオマス」とは再生可能な生物由来の有機質資源で、木屑や稲わら、麦わら、もみ殻、家畜の排泄物、燃えるゴミのほか、多くのものが挙げられる。バイオマス発電は、それまでゴミとされていたものをも燃料としてエネルギーを生み出し、しかもカーボンニュートラルをめざしているという。
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次世代電池の大本命 全固体電池、開発に期待 リチウムイオン電池の弱点改良

電気自動車(EV)普及の鍵として、次世代電池の開発が注目を浴びています。本命候補と言われるのが液体を使わない「全固体電池」。リチウムイオン電池の弱点の発火の危険性を大幅に抑え、大きなエネルギーを蓄えられると期待され、研究機関や企業が協力して開発を進めています。
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牛のゲップが地球温暖化に関係していた!?/人類なら知っておくべき地球の雑学

国連が発表したデータによると、家畜のゲップやオナラによって排出されるメタンガスは、自動車とトラックの二酸化炭素の排出量を合わせた数値よりも環境への負荷が大きい。その量は、人類の活動に関係する温室効果ガス排出量の9パーセント。
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ペットボトルを1週間で分解――プラごみの環境問題を解決するプラスチック分解酵素を発見

テキサス大学オースティン校の研究チームは、プラスチックゴミ問題を解決する可能性を持つ革新的な手法を開発した。通常は何百年もかかって分解されるプラスチックをわずか数時間から数日間で分解する酵素を、天然のプラスチック分解酵素を元に作製したもので、研究成果は『Nature』誌に2022年4月27日付で公開されている。
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電気信号に変換せず光のまま考える!? 1秒間に20億枚の画像処理をするチップを開発!

アメリカ・ペンシルバニア大学(UPenn)電気システム工学科に所属するファシッド・アシティアニ氏ら研究チームが、1秒間に20億枚の画像処理が可能なニューラルネットワークを開発したのです。従来は光を電気に変換してから処理していましたが、光のまま処理できるシステムを作ることで、処理速度を大きく向上させています。
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天気に関係ない「波力発電」 久米島で安定発電 実証実験で24時間以上 2025年の実用化目指す

再生可能エネルギー装置の技術開発を手がけるグローバルエナジーハーベスト(神奈川県、速水浩平代表)はこのほど、沖縄県久米島町で波力発電の実証実験を実施し、24時間以上にわたって安定的に発電することができたと発表した。今後は暴風や高波など悪条件下での安定的な発電も確認した上で、2025年の実用化を目指す。
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世界初!“生きた”皮膚で覆われた指型ロボット開発 傷も自力で修復可能

ヒト由来の細胞を培養して作った皮膚組織で表面を覆った指型ロボットの開発に成功したと、東京大の研究グループが発表した。生きた皮膚をまとった世界初のロボットだという。人間の肌のように切り傷をつけても、自己修復できる機能を実現。従来のロボットよりメンテナンスの手間が省けたり、より人間らしいヒト型ロボットや義肢の開発につながると期待される。