科学・技術

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辛坊治郎氏が断言 電力不足は太陽光で賄える! 自宅屋根に設置して15年 実証実験済み

そんな電力事情について、辛坊氏は「私は誰よりも詳しいですよ」とニヤリ。15年前から自宅の屋根に5.2キロワットの巨大な太陽光パネルを設置して実証実験をしてきたといい、「日本の全エネルギーは太陽光だけで賄えます。日本は緯度が南にあるから日照時間も長い。実証実験を15年して、エネルギーは太陽光+蓄電池で賄えます」と言い切った。
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生物資源を活用する「バイオマス発電」の課題とは?

最近、バイオマス発電という言葉をよく聞く。「バイオマス」とは再生可能な生物由来の有機質資源で、木屑や稲わら、麦わら、もみ殻、家畜の排泄物、燃えるゴミのほか、多くのものが挙げられる。バイオマス発電は、それまでゴミとされていたものをも燃料としてエネルギーを生み出し、しかもカーボンニュートラルをめざしているという。
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次世代電池の大本命 全固体電池、開発に期待 リチウムイオン電池の弱点改良

電気自動車(EV)普及の鍵として、次世代電池の開発が注目を浴びています。本命候補と言われるのが液体を使わない「全固体電池」。リチウムイオン電池の弱点の発火の危険性を大幅に抑え、大きなエネルギーを蓄えられると期待され、研究機関や企業が協力して開発を進めています。
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牛のゲップが地球温暖化に関係していた!?/人類なら知っておくべき地球の雑学

国連が発表したデータによると、家畜のゲップやオナラによって排出されるメタンガスは、自動車とトラックの二酸化炭素の排出量を合わせた数値よりも環境への負荷が大きい。その量は、人類の活動に関係する温室効果ガス排出量の9パーセント。
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ペットボトルを1週間で分解――プラごみの環境問題を解決するプラスチック分解酵素を発見

テキサス大学オースティン校の研究チームは、プラスチックゴミ問題を解決する可能性を持つ革新的な手法を開発した。通常は何百年もかかって分解されるプラスチックをわずか数時間から数日間で分解する酵素を、天然のプラスチック分解酵素を元に作製したもので、研究成果は『Nature』誌に2022年4月27日付で公開されている。
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電気信号に変換せず光のまま考える!? 1秒間に20億枚の画像処理をするチップを開発!

アメリカ・ペンシルバニア大学(UPenn)電気システム工学科に所属するファシッド・アシティアニ氏ら研究チームが、1秒間に20億枚の画像処理が可能なニューラルネットワークを開発したのです。従来は光を電気に変換してから処理していましたが、光のまま処理できるシステムを作ることで、処理速度を大きく向上させています。
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天気に関係ない「波力発電」 久米島で安定発電 実証実験で24時間以上 2025年の実用化目指す

再生可能エネルギー装置の技術開発を手がけるグローバルエナジーハーベスト(神奈川県、速水浩平代表)はこのほど、沖縄県久米島町で波力発電の実証実験を実施し、24時間以上にわたって安定的に発電することができたと発表した。今後は暴風や高波など悪条件下での安定的な発電も確認した上で、2025年の実用化を目指す。
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世界初!“生きた”皮膚で覆われた指型ロボット開発 傷も自力で修復可能

ヒト由来の細胞を培養して作った皮膚組織で表面を覆った指型ロボットの開発に成功したと、東京大の研究グループが発表した。生きた皮膚をまとった世界初のロボットだという。人間の肌のように切り傷をつけても、自己修復できる機能を実現。従来のロボットよりメンテナンスの手間が省けたり、より人間らしいヒト型ロボットや義肢の開発につながると期待される。
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「梅干しにコロナウイルスの増殖抑える効果」、サル由来の細胞で効果確認

和歌山工業高専(和歌山県御坊市)と東海大学(神奈川県伊勢原市)、大阪河崎リハビリテーション大学(大阪府貝塚市)の研究者らのグループは6月1日、和歌山県みなべ町役場で記者会見を開き、「梅干しには新型コロナウイルスの増殖を抑える効果がある」とする研究成果を発表した。
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排水口の汚れ防止に『アルミホイル』が活躍するって知ってた?意外すぎる使い方とは

トースターやオーブンを使用する際のシートや、おにぎりを包んだりするときに使う「アルミホイル」。実は料理以外に、排水口掃除でも一役買ってくれることをご存知だろうか? 今回はアルミホイルの意外な使い方や、排水口をキレイにするメリットや掃除方法を紹介する。
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シャープ、軽くて曲がる太陽電池で世界最高の変換効率を達成

シャープは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「移動体用太陽電池の研究開発プロジェクト」において、実用サイズの軽量かつフレキシブルな太陽電池モジュールで世界最高の変換効率32.65%を達成したことを、6月6日に発表した。
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「りゅうぐう」の砂からアミノ酸発見 生命の起源の謎解く鍵に 地球外で初確認―はやぶさ2が採取

探査機はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウの試料から、アミノ酸など複数の有機物が見つかったことが関係者の話でわかった。一部は生命の材料に使われる物質だった。地球の生命の起源は、地球由来と宇宙由来の2説で論争になっており、その謎を解く鍵になる可能性がある。
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電気代高騰を避けられる再生エネ電力契約「PPA」に脚光 PPAのメリットとデメリット

再生可能エネルギーによる電力を企業が長期間、固定価格で購入できる「コーポレートPPA(電力購入契約)」の取り組みが脚光を浴びている。エネルギー価格の高騰で電気代が上がる中、電気代が変動するリスクを避けられるPPAの魅力は高まっており、再エネを積極的に導入したい企業の採用が増えてきた。
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海洋性の紅色光合成細菌を用いたクモ糸シルクの生産 “ゼロカーボン”たんぱく質繊維を開発

京都大学大学院工学研究科の沼田圭司教授は、海洋性紅色光合成細菌(海で光合成する微生物)を基に〝ゼロカーボン〟たんぱく質繊維「エアシルク」の試作品を作り出すことに成功したと発表した。主原料を化石資源に頼らず、大気中の二酸化炭素(CO2)と窒素(N2)を利用して生産できるという。
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日本独自の発電方法を考える 地熱発電と小水力発電の可能性

世界から自立し、日本の特徴を生かした発電方法を進めていくことが大事だと思っています。日本の特徴を生かした発電としてすぐに思いつくものは次の2つです。①世界でも有数の火山国を生かした地熱発電。②日本の水資源の豊富さを生かした小水力発電(1万キロワット以下)