2021年10月1日

眞子さまと小室圭さん26日結婚へ 眞子さま「複雑性PTSD」と診断 宮内庁が発表
宮内庁は、秋篠宮家の長女眞子さま(29)が、国際基督教大学の同級生の小室圭さん(29)と今月26日に結婚すると発表した。また、過去にPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されていたことを明らかにした。国民の間からは祝福とともに、眞子さまの心情を案ずる声が上がった。

衆院選11月7日投開票で調整 岸田氏、10月14日解散の見通し
自民党の岸田文雄総裁は次期衆院選を26日公示、11月7日投開票の日程で行う調整に入った。与党は4日召集の臨時国会の会期を14日までの11日間とする方針で、新首相に選出される岸田氏が会期末の14日に衆院解散に踏み切る見通しだ。政府・与党は臨時国会について、4日に衆参両院で首相指名選挙を行い、岸田氏を第100代首相に選出したい考え。8日に所信表明演説を行い、11~13日に両院で代表質問を行う日程案を想定している。ただ、野党側は、予算委員会の開催を要求しており、与野党の攻防が強まる可能性がある。

自民新四役が会見 甘利氏「政治とカネ」言葉濁す 異例の選挙前交代
自民党の新四役に起用された甘利明幹事長(72)と福田達夫総務会長(54)、高市早苗政調会長(60)、遠藤利明選対委員長(71)は1日、党本部で記者会見に臨んだ。衆院選公示まで1か月を切る中、党役員が刷新されるのは異例の事態。

会見では甘利氏の金銭授受問題への質問も出た。甘利氏は当時の騒動を改めて謝罪し、「記憶が薄れていらっしゃる方もいると思う」としつつ、捜査機関から不起訴とされたことなどを説明。自身の問題は「終わっている」との認識を強調した。野党が要求する自身の国会招致には「まああの、国会がお決めになることです」と語るにとどまった。

甘利明氏の金銭授受問題 野党3党が合同調査チーム設置へ
立憲民主、共産、国民民主の3党国対委員長は1日、国会内で会談し、自民党幹事長に起用される甘利明税制調査会長が2016年、自身や秘書の金銭授受問題で経済再生担当相を辞任したことについて、野党合同調査チームを来週設置する方針を決めた。

立民、原発新増設認めず 50年に自然エネルギー100%
立憲民主党は1日、原子力発電所の新増設を認めないことなどを柱とする衆院選で掲げるエネルギー政策を発表した。2050年に自然エネルギーによる電力供給100%を目指すことも盛り込んだ。枝野幸男代表は記者会見で、自民党の岸田文雄新総裁が原発の新増設に前向きな考えを示していることを踏まえ、「自民では実現できない方向性だと確信を持って訴えていきたい」と述べ、違いを強調した。

都民ファーストの会、国政新党を設立へ 衆院選に候補者擁立へ
小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は1日、国政新党の設立について今月3日に都内で記者会見を開くと発表した。荒木千陽代表(東京都議)が会見する。党関係者によると、次期衆院選に候補者を擁立する見通し。複数の関係者によると、設立される新党に小池氏は関与しないとされる。

台風16号接近の千葉、いすみ市で川氾濫 2年前の悪夢を教訓に対応
台風16号が本県に最接近した1日、千葉県内は一時ほぼ全域が暴風域内に入り、大雨も伴って土砂災害などへの警戒が続いた。県は災害対策本部を設置し、全54市町村に県庁との連絡を担う県職員を派遣。一昨年の台風15号での教訓を念頭に、積極的な姿勢で万が一に備えた。

県は同日午前10時50分に災害対策本部を設置し、午後1時と同6時に県庁で本部会議を開き、被害状況や各部局の対応を確認。熊谷俊人知事は、県民への適切な情報提供や被害確認時の速やかな対応、関係機関との緊密な連携などを指示した。

同県いすみ市によると、1日午前、同市佐室地区で佐室川が氾濫。市は同地区の115世帯258人に対し、命の危険があるとして緊急安全確保を出した。このほか、同市岩船地区や勝浦市の一部、御宿町全域には避難指示が出された。両市のほか、鴨川市や香取市、長南町などで高齢者等避難が呼び掛けられた。

ノーベル賞候補の日本人研究者、上海へ「頭脳流出」
ノーベル化学賞候補として、名前があがる藤嶋昭さん(79)が近く、研究の拠点を中国に移す。光の力で汚れやにおいなどを分解する「光触媒」の反応を約50年前に見つけた功績は、世界的に評価が高い。上海理工大学が光触媒に関する国際研究組織をたちあげ、彼の研究チームごと受け入れることになった。日本が誇る科学者の移籍は「頭脳流出」として、学界を越えて日本社会をざわつかせている。