絶望の声殺到「安倍派幹部の立件断念へ」トレンド1位 捜査進捗報道受け「何なんだこの国」

家宅捜索のため清和政策研究会(安倍派)があるビルに入る東京地検特捜部の係官ら=東京都千代田区で2023年12月19日 政治・経済

絶望の声殺到「安倍派幹部の立件断念へ」トレンド1位 捜査進捗報道受け「何なんだこの国」(日刊スポーツ 2024年1月13日16時14分)

自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題の捜査をめぐる報道をうけ13日午後、X(旧ツイッター)の国内トレンドワードで「安倍派幹部の立件断念」が1位になった。

この日、この件に関する東京地検特捜部の捜査の進捗状況を複数のメディアが報じた。昼前ごろ毎日新聞が「安倍派幹部の立件断念へ」などという見出しの記事を配信。NHKも未明までに、「安倍派と二階派の会計責任者を在宅起訴で検討」という見出しの記事をアップし、同様に安倍派幹部らの立件を見送る方向で調整しているとみられるという内容のことを報じている。

これらをうけ、X上では

「悪い事をした権力者をただの一人も捕まえられないこの国の惨めさに絶望する」
「一体何なんだこの国。不正したもの勝ち日本。国民なら1円の誤魔化しも許さないが権力者の脱税を立件すらできないとは国民を舐めすぎだ」
「この国の司法も終了ですな」
「自民党議員は裏金作って脱税しても許されるんだし、日本国民も納税拒否するべき」
「俺達は何ていう国に住んでいるんだ」
「報道が事実なら、我が国は歴史に名だたる腐敗国家と全く変わらない。唖然」

などと怒りや驚き、絶望感などを訴える声が相次いで書き込まれた。

そして「安倍派幹部の立件断念」のほか「会計責任者」「立証困難」「地検特捜部」などとこの件に関連したワードが複数、トレンドの上位入りする現象が起きた。