政治・経済

史上最高の71兆円税収も庶民の税負担増加 余剰金は防衛費に回す理不尽な現実に気づくべき…古賀茂明

2022年度の税収が史上最高を更新し、71兆円台に達した。本来は、税収が増えたら、将来に備えて少しでも借金を減らそうと考えるのが普通だ。しかし、この国の権力者たちは、これを自分たちの好きなことに使ってしまおうと考える。ここでいう「好きなこと」とは、戦争の準備だ。
政治・経済

マイナ保険証の不具合 都内首長、苦言や要望相次ぐ 世田谷区長「高齢者施設は困っている」 多摩市長「いったん立ち止まるべき」

各地でトラブルが問題化しているマイナンバーカードを巡り、東京都内自治体の首長から国などへの苦言や要望の発言が相次いでいる。特に保険証と一体化させる「マイナ保険証」には不具合や制度のあり方に、現場の疑問は強まるばかりだ。
政治・経済

新聞・TVなぜ沈黙? 首相側近・木原誠二官房副長官の“異次元不倫”は広末涼子W不倫を超える

不倫にも格差がある。広末涼子のダブル不倫はテレビのワイドショーやスポーツ紙がお祭り騒ぎで報じている。だが、岸田首相側近である木原誠二官房副長官(53)の不倫は、同じ週刊文春(6月22日、6月29日号)が巻頭で報じているのに、新聞・テレビは沈黙したままである。
社会

<社説>コロナ感染拡大 「第9波」を警戒せねば…東京新聞

新型コロナウイルスの感染者が再び増加している。専門家は「第九波が始まった可能性がある」として、夏に向けて感染がさらに拡大する懸念を指摘した。特に沖縄県では感染が急速に拡大している。入院患者や重症者が増加傾向にあり、医療態勢が逼迫する懸念が指摘されている。
政治・経済

世論は77%反対でも与党が「解禁」目指す理由 殺傷武器の第三国輸出 「隣の韓国の受注額は…」

自民、公明両党は、防衛装備品の輸出ルールを定めた「防衛装備移転三原則」を巡る与党協議で、要件緩和にかじを切った。輸出拡大によって防衛産業を支援したい自民党側の要求を、公明党が条件付きで容認した形。殺傷能力のある武器の輸出解禁が現実味を帯び始めている。
社会

神宮外苑再開発「都が指針を突然変更」 認可取り消し訴訟、近隣住民が意見陳述

東京・明治神宮外苑地区の再開発事業を巡り、東京都の施行認可の手続きは違法だとして、周辺住民ら59人が認可取り消しなどを求めた訴訟の第1回口頭弁論が29日、東京地裁(岡田幸人裁判長)であった。原告2人が意見陳述し、「都は再開発を強引に進めてきた」と批判。
社会

これほど脳が活性化する方法を見たことがない…脳研究者が驚いた「勝手に勉強する子」ができ上がるプロセス

あまたある方法論の中で、我が子に真っ先に取り入れるべきものは何か。人間の脳活動の仕組みを研究する川島隆太さんは「幼少期は読み聞かせ、学童期以降は音読をぜひ継続的に実践してほしい」という――。
政治・経済

運転免許証で本人確認できなくなる!? 加速する「マイナンバーカード一体化」に「ふざけるな!」「ヤバすぎる」と怒りの声

そんななか、6日に実施された会議内の「デジタル社会の実現に向けた重点計画案」では、運転免許証での本人確認が廃止される方針が明らかとなりました。
政治・経済

「マイナ保険証は使い物にならない」資格確認トラブルは6割強 滋賀県保険医協会が政府批判

開業医らでつくる滋賀県保険医協会は「マイナ保険証は未完成で、使い物にならない」と強調。来年秋のマイナ保険証への一本化方針を撤回しない政府を批判し、従来の保険証を存続させるように訴えた。
政治・経済

岸田政権がもくろむ「マイナ漬け」、制度趣旨から逸脱→運転免許証・母子手帳・大学まで“狂気”の紐づけ

「一日も早く国民の皆さまの信頼を取り戻せるよう政府を挙げて取り組んでいきます」──。松野官房長官は28日の会見で意気込んだが、「総点検」のさなかでもマイナンバーの活用拡大を止める気配はない。むしろ、拡大をゴリ押ししている。
社会

マイナ保険証で追い込まれる「かかりつけ医」…廃業が過去最多 「紙」が廃止なら保険診療を続けられない

現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに一体化させる「マイナ保険証」で、地域住民の健康を見守る小さなかかりつけ医が廃業の危機に立たされている。マイナ保険証導入で機器が必要になるほか、診療報酬の請求もオンラインが主流になり、医療のデジタル化について行けなくなっている。
政治・経済

解散目前“夏の政局”水面下でうごめく、小渕優子「官房長官抜擢」と小池百合子「国政復帰」

秋口にもあるといわれる衆議院の解散。それに向けて「政局は近い」とすでに多くの政党が動き出している中、にわかに熱い視線を浴びることとなったのが、小渕優子自民組織運動本部長と小池百合子東京都知事だ。
政治・経済

「壊し屋」小沢一郎氏の狙いは泉健太代表への牽制だけか 関係者がいぶかしがる今後の離党の可能性

政界の「壊し屋」が再び暗躍することになるのだろうか? 立憲民主党の小沢一郎衆院議員が最近になって動きを活発化させている。6月16日に立憲内の議員らと共に「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」を立ち上げ、さらに国会会期末の21日には党内グループ「一清会」を発足させたと発表した。
政治・経済

マイナ保険証ついに“知事の乱”…推進派首長まで「廃止の時期再考を」とポンコツ政権に反旗

来年秋に現行の保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化する政府方針について、宮城県の村井知事は26日の定例会見で「国民が不安に思っている以上は丁寧な対応が必要。(政府は)国民の声をよく聞いて、開始時期をよく考えてほしい」と語った。
政治・経済

自治体「マイナ激務」で早くも悲鳴…無責任政権“総点検”丸投げ、尻ぬぐい仕事が次々発生

マイナカードのトラブル続出を受け、岸田首相が立ち上げた「マイナンバー情報総点検本部」(本部長・河野デジタル相)は「秋までの総点検」を掲げている。そのため、膨大な点検作業を担う自治体などからは悲鳴が上がっている。