2026年8月28日 今日の出来事

土石流、死者470人超に 大阪の家族5人不明か―ネパール・中国

土石流、死者470人超に 大阪の家族5人不明か―ネパール・中国

ネパールと中国にまたがる渓谷地帯で発生した土石流災害で、AFP通信は28日、ネパール警察の情報として同国側の死者が469人に増えたと報じた。中国側でも3人が死亡し、犠牲者は計470人を超えている。同日で発生3日目となる中、ネパールではこのほか500人以上の外国人を含む900人超の行方が分かっておらず、救助当局は捜索を急いでいる。

現地で安否不明となった日本人観光客5人は、大阪市在住の夫婦と子供3人の一家とみられることが分かった。一方、中国国営メディアは、発生場所のネパール中部ラスワ郡に隣接する中国チベット自治区で、外国人260人を含む558人が行方不明だと報道。不明者は両国で1400人を超えるもようだ。土石流は数々の村を襲っており、被害は拡大する恐れがある。

行方不明の外国人の中で最多はインドで、178人。米国務省は27日、米国人90人の行方が分からないと発表した。自国民3人が救出され、死者は把握していないと説明した。

風光明媚な景観、人気高く チベット聖地へ続く地域―ネパール

風光明媚な景観、人気高く チベット聖地へ続く地域―ネパール

ネパール東部ラスワ郡で起きた大規模土石流では、巻き込まれた人の多くが中国チベット自治区にあるカイラス山やマナサロワル湖を目指していたとみられる。一帯は複数の宗教の聖地であるとともに、風光明媚(めいび)な景観で知られ、トレッキング客も多い。

チベット文化に詳しい駿河台大の村上大輔教授(文化人類学)は「カイラス山はチベット仏教、ヒンズー教、ジャイナ教、ボン教の信徒があがめる聖地。チベット仏教では50キロ超の巡礼路を時計回りに歩けば、罪や心身の汚れを洗い落とせると言われている」と説明。麓には「聖なる湖」とされるマナサロワル湖が横たわり、鮮やかな青色の水面とカイラス山が相まって雄大な景色が広がる。宗教体験や自然を求める外国人観光客にも人気が高く、温暖な5~9月は巡礼者でにぎわう。

北陸で再び大雨の恐れ 前線北上、広域で大気不安定―気象庁

北陸で再び大雨の恐れ 前線北上、広域で大気不安定―気象庁

気象庁は28日、北陸では29日から30日にかけ、前線が北上する影響で再び大雨になる所があるとして、土砂災害に厳重に警戒するよう呼び掛けた。低地の浸水や河川の増水にも警戒が必要。北陸以外も大気の状態が不安定となり、日本列島の広い範囲で激しい雨や落雷、突風に注意が必要という。

27日に大雨特別警報が出た市町では、26日午後8時の降り始めから28日午後3時までの総雨量が、富山県氷見市で479.0ミリ、石川県宝達志水町で357.0ミリ、羽咋市で347.5ミリに上った。地盤が緩み、土砂災害が起きやすくなっている所があるとみられる。

29日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、中国120ミリ、北陸と近畿100ミリ。その後、30日午後6時までの同雨量は北陸120ミリ、東北80ミリ。

九州旅行「応援割」10月から 熊本、鹿児島は6割引き―観光庁

九州旅行「応援割」10月から 熊本、鹿児島は6割引き―観光庁

観光庁は28日、熊本地震の被災地の観光需要喚起のため、九州地方を対象に旅行料金を割り引く「九州ふっこう応援割」について、10月1日の宿泊分から実施すると発表した。割引率は、宿泊予約のキャンセルが多数発生している熊本、鹿児島両県が6割、福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎各県が5割となる。

応援割は、九州地方での宿泊を伴う旅行商品が対象で、交通費込みの商品も含む。割引額の上限は1泊2万円で、交通費込みの2泊以上の場合は3万円、複数県で宿泊する場合は3万5000円。今後、各県が対象期間や予約開始日を設定する。

9月電気料金、全10社値上がり 政府補助縮小で―ガス4社も

9月電気料金、全10社値上がり 政府補助縮小で―ガス4社も

大手電力10社は28日、9月使用分(10月請求分)の電気料金を公表した。中東情勢の混乱に伴うエネルギー価格の高騰や、政府による補助の縮小で、全社が前月から値上がりする。上昇幅は252~509円。都市ガス大手4社も237~307円高くなる。

9月の電気料金の補助額は、1キロワット時当たり3円50銭で、前月(4円50銭)から減額。東京電力の標準家庭料金は8275円で、前月比432円の値上がりとなる。上昇幅は中部電力が最も大きく、九州電力が最も小さい。

ガスの補助額は1立方メートル当たり14円(前月は18円)。値上がり幅は東京ガスと大阪ガスが最大で、西部ガスが最小となる。

都内の待機児童6年ぶり1000人超 小池知事「出生数増えた」

都内の待機児童6年ぶり1000人超 小池知事「出生数増えた」

東京都は28日、希望しても保育所などに入れない待機児童が4月1日時点で前年比774人増の1113人だったと発表した。2020年(2343人)以来、6年ぶりに1000人を超えた。

年齢別に見ると、0歳児76人▽1歳児928人▽2歳児103人▽3歳児4人▽4歳以上2人。区市町村別では、世田谷区が最多の166人で、足立区106人▽北区103人▽町田市90人▽江戸川区75人などだった。

小池百合子知事は28日の記者会見で「何よりも出生数が増えた。受け皿の拡大に努めて、区市町村と連携して保育サービスの充実に取り組みたい」と話した。

参院、バーチャル参観可能に 17年ぶりHP刷新

参院、バーチャル参観可能に 17年ぶりHP刷新

参院は28日、ホームページ(HP)を17年ぶりに刷新し、天皇陛下の「御休所(ごきゅうしょ)」や本会議場など国会内の7カ所を360度のパノラマビューでオンライン参観できるコーナーを新たに設けた。通常は公開していない議事堂中央上部の「塔屋(とうや)」も含まれる。

辞職届を提出の横浜市長 「市政に混乱を生じさせ、深くおわび」

辞職届を提出の横浜市長 「市政に混乱を生じさせ、深くおわび」

横浜市議会に辞職届を提出した同市の山中竹春市長(53)は28日午後4時過ぎから記者会見を開いた。記者会見の冒頭で「私の言動によって市民の皆様、職員の皆様、議会の皆様の信頼を損ない、市政に混乱を生じさせたことについて改めて深くおわびします」と陳謝した。