不明者1400人超、邦人5人も 土石流死者280人以上、氷河崩壊か―ネパール
不明者1400人超、邦人5人も 土石流死者280人以上、氷河崩壊か―ネパール
ネパール東部ラスワ郡で26日起きた大規模な土石流で、観光当局は27日、外国人517人を含む観光客644人と連絡が取れていないと発表した。日本人観光客5人の消息もつかめていない。被害の全容はいまだ不明だが、ネパール内務省は、行方不明者の総数が1400人を超えるとの見方を示した。
米地質調査所(USGS)は、現場付近で26日朝に「氷河の崩壊と土石流」に伴うマグニチュード(M)5.2相当の揺れが起きたと分析。地元メディアも、なだれ込んだ氷河がボテコシ川支流の流れをせき止め、後に決壊した可能性を指摘している。
安否不明の外国人観光客の出身は日本を含め少なくとも32カ国。最多のインドは170人を超え、米国やウクライナ、マレーシア、オーストラリアも含まれる。多くはチベット自治区にある複数の宗教の聖地への巡礼ツアーに参加していた。
石川・富山で大雨 多数の川が氾濫、床上浸水や孤立状態の集落も
石川・富山で大雨 多数の川が氾濫、床上浸水や孤立状態の集落も
石川県と富山県で線状降水帯が発生して記録的な大雨となり、気象庁は27日早朝、両県の計5市町にレベル5大雨特別警報を発表した。雨が小康状態になったとして、午後4時20分にはレベル3大雨警報に切り替わった。これまでに人的被害は確認されていないが、住宅の浸水や道路の冠水などの被害が相次いだ。
特別警報の対象となったのは、石川県羽咋(はくい)市、志賀町、宝達志水(ほうだつしみず)町、中能登町と富山県氷見市。
線状降水帯は石川県能登・加賀地方と富山県西部で発生し、27日午後2時半までの24時間降水量は氷見市で358ミリ、羽咋市で340・5ミリと観測史上最多を記録した。石川県内では計10河川11カ所で氾濫が発生し、氷見市を流れる阿尾川や宇波川、上庄川でも氾濫による浸水が確認された。
富山、石川に一時大雨特別警報 線状降水帯発生、河川氾濫や土砂崩れも―前線の影響、浸水など警戒
富山県では10河川が氾濫し、氷見市で約1100戸が停電、38戸で断水も確認された。石川県では住宅の浸水被害が4市町で約110棟に上ったほか、土砂崩れなどの影響により2市町で194世帯が孤立した。両県で550人以上が避難所に身を寄せているが、いずれも、これまでに人的被害は確認されていない。
沖縄知事選、現新一騎打ち かすむ「辺野古」―自民12年ぶり奪還狙う
沖縄知事選、現新一騎打ち かすむ「辺野古」―自民12年ぶり奪還狙う
任期満了に伴う沖縄県知事選が27日に告示され、新人で前那覇市副市長の古謝玄太氏(42)や3選を目指す玉城デニー知事(66)らが立候補を届け出た。国政の野党勢力を基盤とする玉城氏と自民党が推す古謝氏による事実上の一騎打ち。自民は12年ぶりの県政奪還を目指しており、結果は高市早苗首相(党総裁)の政権運営にも影響しそうだ。投開票は9月13日。
過去の知事選は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非が最大の論点となってきた。だが、移設が既成事実化する中、基地問題に対する有権者の熱気は薄れており、玉城氏は好調な観光など2期8年の「実績」をアピール。古謝氏は「県民所得の倍増」を掲げる。
キオクシア5兆円投資表明 岩手に新メモリー棟建設
半導体大手のキオクシアホールディングスは27日、需要が増す半導体メモリーの増産に向け、2032年までに5兆円規模を投資する方針を発表した。5兆円のうち約1兆8千億円を投じて岩手県北上市の工場に3棟目となる製造棟を建設する。2029年度中の稼働開始を目指す。三重県四日市市の工場も増強する。
人工知能(AI)の爆発的な普及に伴い、データセンターで演算結果を蓄積する半導体メモリーの需要が高まっている。キオクシアとサンディスクは国内で「NAND型フラッシュメモリー」を生産する。キオクシアによると、NAND型の半導体メモリーで約3割の世界シェアを持つ。
ビル・ゲイツ氏、AI時代に警鐘 「最も激動の時代になる」
米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は26日、自身のホームページで「人工知能(AI)時代への移行は人類史上最も激動の時代になる」として、雇用などに破壊的な影響があり、変化に対応することが世界の最優先事項になると警鐘を鳴らした。巨大IT企業の創業者がAI慎重論を公に表明するのは異例。
主に三つのリスクとして(1)雇用の喪失(2)AIの悪用で犯罪や偽情報の拡散、武器の生産が容易になること(3)AI依存による人間関係の希薄化を挙げた。
一方で、ゲイツ氏はAIの利用で医療や低所得国の開発などに利点があるとも表明。健全な発展を促すため「国際的、国内で協力する枠組みを作ることが優先だ」と強調した。

