- カザフの墜落旅客機、ロシア軍の防空ミサイル被弾と報道…無人機への電子妨害で管制と通信不通
- ロ朝、新年も「共同事業」 プーチン氏が金氏に書簡
- 尹大統領の弾劾審判開始 準備手続き、弁護団結成
- 韓国国会、首相弾劾訴追案を可決 大統領代行の職務停止、政局混迷
- 地方創生や防災を手厚く 2025年度予算案、垣間見えた石破カラー
- 自民、赤い羽根に8億円寄付 石破首相「けじめつけたい」…派閥裏金
- 28日は年末寒波のピーク 東・西日本でも警報級の大雪の恐れ 帰省ラッシュを直撃
- インフル猛威、警報水準超え 感染報告、学級閉鎖相次ぐ
- NY円、一時158円09銭 5カ月ぶり円安ドル高水準
- スズキの鈴木修相談役が死去 94歳、カリスマ経営者
カザフの墜落旅客機、ロシア軍の防空ミサイル被弾と報道…無人機への電子妨害で管制と通信不通
カザフの墜落旅客機、ロシア軍の防空ミサイル被弾と報道…無人機への電子妨害で管制と通信不通
カザフスタン西部アクタウでアゼルバイジャン航空の旅客機が墜落した事故で、ロイター通信は26日、アゼルバイジャン当局の調査内容を知る関係者4人の話として、同機がロシア軍の防空ミサイルに被弾したことが原因だったと報じた。
同機は25日、露南部チェチェン共和国グローズヌイに向かっていたが、針路を変更し、アクタウ付近で緊急着陸を試みたとされる。アゼルバイジャン当局の予備調査によると、旅客機はグローズヌイ付近で露軍の防空システム「パーンツィリ」の攻撃を受けた。また、無人機に対する電子妨害の影響で、航空管制との通信が不通になっていたという。露メディアによると、グローズヌイ付近では25日朝、ウクライナ軍による無人機攻撃があった。
ロ朝、新年も「共同事業」 プーチン氏が金氏に書簡
北朝鮮メディアは27日、ロシアのプーチン大統領が金正恩朝鮮労働党総書記に新年に向けた書簡を送ったと伝えた。プーチン氏は、両国の包括的戦略パートナーシップ条約に基づいて2025年も共同事業を続け「現代の脅威と挑戦に対処する努力」で協力していくと強調した。
この条約は有事の相互支援を定めたほか、経済や宇宙、原子力など幅広い分野で協力を発展させるとしている。書簡は17日付。
プーチン氏、金正恩氏へ新年書簡 「戦略条約に基づき共同事業を」
尹大統領の弾劾審判開始 準備手続き、弁護団結成
韓国憲法裁判所は27日、国会で弾劾訴追された尹錫悦大統領を罷免するかどうかを判断する弾劾審判の初の弁論準備手続きを行った。尹氏側は同日、弁護団結成を発表。「非常戒厳」宣言の正当性を主張する方針で、法廷闘争が本格化する。
憲法裁は国会が弾劾訴追案を可決した14日から180日以内に判断を下す。弾劾訴追を主導した最大野党「共に民主党」は迅速な審理と罷免決定を求めている。
韓国国会、首相弾劾訴追案を可決 大統領代行の職務停止、政局混迷
韓国国会、首相弾劾訴追案を可決 大統領代行の職務停止、政局混迷
韓国国会(定数300)は27日、尹錫悦大統領の職務停止に伴い、大統領権限を代行する韓悳洙首相の弾劾訴追案を可決した。国会は14日に尹氏を弾劾訴追し、韓氏の代行体制が始動したばかり。韓氏は職務停止となり、崔相穆経済副首相兼企画財政相が権限を代行する見通し。権限代行の弾劾訴追は初の事態。3日の尹氏による「非常戒厳」宣言後、国政は混迷の度合いを深めている。
地方創生や防災を手厚く 2025年度予算案、垣間見えた石破カラー
地方創生や防災を手厚く 2025年度予算案、垣間見えた石破カラー
石破茂首相就任後初の編成となった2025年度予算案は、経済政策の多くを岸田文雄前政権から引き継ぐなど路線継続が目立った。一方、地方創生や防災分野に予算配分を厚くするなど首相らしさも垣間見える。今後は、少数与党として野党の理解も得ながら政策実現を図れるかが焦点だ。
政府は前政権が打ち出した脱炭素社会を目指すGX(グリーントランスフォーメーション)の実現に向け、官民投資を推進する。予算案には次世代太陽電池「ペロブスカイト」の製造設備への投資支援や次世代航空機の技術開発支援に7258億円を計上する。前政権肝いりの先端半導体などの支援も3328億円を充てる。
自民、赤い羽根に8億円寄付 石破首相「けじめつけたい」…派閥裏金
自民、赤い羽根に8億円寄付 石破首相「けじめつけたい」―派閥裏金
自民党は27日、派閥裏金事件の「政治的けじめ」として、「赤い羽根共同募金」で知られる社会福祉法人「中央共同募金会」に8億円を寄付したと発表した。政治資金収支報告書への不記載総額約7億円を上回る額としたことで、政治不信を払拭する一つの区切りとしたい考えだ。
石破茂首相(党総裁)は「(裏金事件の)幕引きを急ごうとしているわけではない。一つのけじめをつけたいと考えたものだ」と表明。
28日は年末寒波のピーク 東・西日本でも警報級の大雪の恐れ 帰省ラッシュを直撃
28日は年末寒波のピーク 東・西日本でも警報級の大雪の恐れ 帰省ラッシュを直撃
明日28日(土)はさらに強い寒気が流れ込み、年末寒波のピークとなるでしょう。日本海側を中心に雪が強まり、北陸から中国地方でも警報級の大雪の恐れ。近畿中部・南部や四国など太平洋側にも雪雲が流れ込み、積雪となる所があるでしょう。帰省の足に影響の恐れ。関東の平野部でも雪の舞う所がありそうです。
インフル猛威、警報水準超え 感染報告、学級閉鎖相次ぐ
厚生労働省は27日、全国約5千の定点医療機関から16~22日の1週間に報告されたインフルエンザの患者数が21万1049人で、1医療機関当たり42・66人になったと発表した。全国平均で警報レベルとされる30人を上回った。前週比2・2倍で、9週連続増。休校や学級閉鎖などは5800施設に上った。
NY円、一時158円09銭 5カ月ぶり円安ドル高水準
休日明け26日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=158円09銭と7月中旬以来、約5カ月ぶりの円安ドル高水準を付けた。
午後5時現在は休日前の24日と比べて1円02銭円安ドル高の1ドル=157円97銭~158円07銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・0417~27ドル、164円64~74銭。
スズキの鈴木修相談役が死去 94歳、カリスマ経営者
40年以上にわたり経営トップとして自動車大手のスズキを率いた鈴木修(すずき・おさむ)相談役が25日午後3時53分、悪性リンパ腫のため死去した。94歳。岐阜県出身。
徹底した現場主義で、スズキを日本の代表的な自動車メーカーに育てたカリスマ経営者。「軽自動車のスズキ」の地位を築いた。