岸田内閣支持率、13カ月連続で30%割れ 低迷常態化…毎日新聞世論調査
岸田内閣支持率、13カ月連続で30%割れ 低迷常態化 世論調査
毎日新聞は20、21の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は6月22、23日実施の前回調査(17%)から4ポイント上昇の21%。5月調査(20%)以来2カ月ぶりに20%台を回復した。ただ、30%を下回る支持率は2023年7月調査(28%)から13カ月継続しており、支持率の低迷が常態化している。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で岸田文雄首相が党総裁としての責任を「果たしたとは思わない」は83%に上った。
衆院選投票に裏金事件考慮73% 与野党伯仲半数望む…共同通信世論調査
衆院選投票に裏金事件考慮73% 与野党伯仲半数望む、共同調査
共同通信社が20、21両日に実施した全国電話世論調査で、次期衆院選の投票先を決める際、自民党派閥裏金事件を考慮するかとの問いに「考慮する」との回答が43・6%で、「ある程度考慮する」29・7%を含め計73・3%に上った。次期衆院選の望ましい結果として「与党と野党の勢力が伯仲する」が51・2%だった。
内閣支持率は24・6%で、前回調査(6月22、23両日)の22・2%を2・4ポイント上回ったが、9回連続の20%台で低迷が続く。不支持率は60・7%で、前回の62・4%から1・7ポイント下がった。
浜松38.5度、旭川35度 全国9割で真夏日…気象庁
日本列島は21日、晴れて気温が大幅に上がった所が多く、北海道から沖縄県までの各地で35度以上の猛暑日になる所があった。気象庁によると、浜松市天竜区で38.5度、兵庫県豊岡市で38.2度、京都市で37.9度を観測。北海道では鹿追町で36.1度、旭川市や北見市で35.0度となった。
30度以上の真夏日となったのは午後5時時点で今夏最多の822地点と、全国観測点の9割を占めた。このうち猛暑日の所は220地点に上った。
近畿と中国地方が梅雨明け 平年より2日遅く
気象庁は21日、近畿と中国地方(山口除く4県)が梅雨明けしたとみられると発表した。いずれも平年より2日、昨年より5日遅い。
近畿と中国地方はいずれも梅雨入りの時期が平年より遅かったが、期間中の雨量は各地で平年を上回った。滋賀県彦根市は521・0ミリ、松江市は526・0ミリでともに平年の約2倍だった。梅雨明けしていないのは、九州北部と北陸、東北となった。
台風3号、24日から沖縄接近か 先島諸島で警報級の大雨や高潮も
台風3号、24日から沖縄接近か 先島諸島で警報級の大雨や高潮も
台風3号は21日、フィリピンの東を北寄りに進んだ。発達しながら北上し、24日から25日にかけて、非常に強い勢力で沖縄に接近する見込み。気象庁は、進路次第で、先島諸島で警報級の大雨や高潮となる可能性があるとして、備えを呼びかけている。
また21日正午の観測で、南シナ海の熱帯低気圧が台風4号に変わった。今後、中国・海南島方向へ北上する予報で、日本への直接の影響はないとみられる。