2024年7月8日 今日の出来事

「実質賃金」26か月連続の減少で過去最長 今年5月は前年同月比1.4%減

【速報】「実質賃金」26か月連続の減少で過去最長 今年5月は前年同月比1.4%減

物価の変動を反映した「実質賃金」は前の年の同じ月と比べて1.4%減り、26か月連続の減少となりました。統計が比較できる1991年以降、最も長い期間、連続で減少しています。

厚労省は「今年の春闘で高い水準で賃上げの動きが広がり、賃金は上昇しているものの、物価の上昇には追い付いていない」としています。

都議補選、自民2勝6敗 逆風で苦戦、都民ファ伸長

都議補選、自民2勝6敗 逆風で苦戦、都民ファ伸長

東京都知事選と同じ7日に投開票された都議補欠選挙は、全9選挙区(欠員各1)のうち、自民党が2選挙区で勝利した一方、都連会長を務める萩生田光一前政調会長の地元八王子市など6選挙区で敗れた。国政での裏金問題による逆風などが響き、補選前よりも議席を減らした。小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は3議席を獲得し、勢力を拡大した。

自民は、板橋区と府中市で議席を確保した一方、八王子市のほか、地元選出の衆院議員らによる汚職や選挙違反が続いた江東区で元職が敗北。立民新人との一騎打ちとなった足立区でも競り負けた。

安倍派若手20人が墓参 元首相死去2年で

安倍派若手20人が墓参 元首相死去2年で

安倍晋三元首相が銃撃を受けて死亡してから2年となる8日、自民党安倍派の若手衆院議員ら約20人が地元の山口県長門市を訪れ、故人の墓参りを行った。この後、福田達夫元総務会長は記者団に「(安倍氏の死去で)政策的にも政治的にも多くのものを失った。どう埋めていくのか考えないといけない」と語った。

同市内のホテルで「しのぶ会」も開かれた。出席者によると、安倍氏夫人の昭恵さんも参加して「志をしっかりと継いでほしい」と涙ながらに話したという。

石丸伸二氏の敗訴確定 選挙ポスター訴訟、最高裁

石丸伸二氏の敗訴確定 選挙ポスター訴訟、最高裁

2020年の広島県安芸高田市長選で初当選した石丸伸二前市長から、選挙ポスターの製作を受注した広島市の会社が、代金の未払いがあるとして石丸氏に約72万円の支払いを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(草野耕一裁判長)は、石丸氏側の上告を受理しない決定をした。5日付。石丸氏に約72万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。

一、二審判決によると、石丸氏と会社側は20年7月に契約を結んだ。当時、報酬額に関するやりとりはなく、会社側は同8月、報酬額を約102万円とする見積書を送付した。公費負担分の約34万円のみが支払われた。

左派連合が勝利 首相辞意、与党は第2勢力に…仏総選挙、極右は最終盤で失速

左派連合が勝利 首相辞意、与党は第2勢力に―仏総選挙、極右は最終盤で失速

7日行われたフランス国民議会(下院、定数577)総選挙の決選投票は即日開票の結果、政権が強行した年金改革の廃止などを訴えた左派野党連合が事前の予想を覆し、最多議席を獲得して勝利した。マクロン大統領の中道与党連合は第2勢力に後退。過半数を目指した極右野党・国民連合(RN)は選挙戦最終盤に失速した。

開票作業は8日未明までにほぼ終了。仏各メディアによると、左派が約180議席(改選前149)、与党が約160議席(同250)、RNが143議席(同88)を確保した。

日本、アジアで指導力を 気候変動で、投資促進重要…世銀機関トップ

日本、アジアで指導力を 気候変動で、投資促進重要―世銀機関トップ

世界銀行グループで民間の途上国投資への保証を手掛ける多国間投資保証機関(MIGA)の俣野弘長官は7日までに時事通信のインタビューに応じ、日本に対して二酸化炭素(CO2)排出削減など気候変動問題に関してアジアで指導力を発揮するよう促した。また、保証業務強化によるリスク低減を通じ、低所得国で「今こそ投資を促進し、(成長の)好循環に結び付けたい」と意気込みを見せた。

和歌山39・6度、猛暑続く 東北・北陸は大気不安定

和歌山39・6度、猛暑続く 東北・北陸は大気不安定

日本列島は8日も、東日本から西日本にかけて太平洋高気圧に覆われて晴れ、厳しい暑さとなった。8日の全国最高は和歌山県新宮市の39・6度で、この場所の史上最高となった。最高気温35度以上の猛暑日は関東甲信から九州・沖縄の広範囲にわたり、全国914の観測点のうち、155地点に上った。猛暑日が100地点を超えるのは4日連続。30度以上の真夏日は猛暑日を含め517地点だった。

8日の最高気温は新宮市に次いで、東京都府中市39・2度、三重県桑名市38・9度などだった。