世界最大国際アニメ映画祭 「窓ぎわのトットちゃん」に長編特別賞
世界最大国際アニメ映画祭 「窓ぎわのトットちゃん」に長編特別賞
フランス東部アヌシーで15日まで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭で、黒柳徹子さんの自伝的著書が原作の映画「窓ぎわのトットちゃん」(八鍬新之介監督)が長編部門の特別賞、ポール・グリモー賞を受賞した。
「窓ぎわのトットちゃん」は、何事にも好奇心旺盛な小学生のトットちゃんが主人公。子どもの自主…
泉氏「首相は信任値せず」 党首討論で衆院解散迫る
立憲民主党の泉健太代表は16日、岸田文雄首相(自民党総裁)との19日の党首討論で衆院解散を求める考えを重ねて示した。「首相は全くもって信任に値しないというのが国論だ。解散まで先送りしようとしていることを問い、政治決断を迫る」と横浜市で記者団に語った。
これに先立つ街頭演説では、自民派閥の裏金事件を受けた首相の対応を「赤点」、自民の政治資金規正法改正案は「落第点」と批判。その上で「間違いなく追試を受けてもらわないといけない。総選挙という大きな試験を受けてもらわないと。首相を勝手に進級させるわけにいかない」と強調した。
世界平和サミット、対露めぐる「亀裂」浮き彫りに 戦局好転で和平の主導権確保を
世界平和サミット、対露めぐる「亀裂」浮き彫りに 戦局好転で和平の主導権確保を
スイス中部ビュルゲンシュトックで開かれたウクライナ和平のための「国際平和サミット」は、和平の実現に向けた国際社会の合意形成で一定の前進を果たす一方、ウクライナ支援に積極的な米欧と、ロシアに近い「グローバルサウス」と称する新興・途上国の間の温度差が浮き彫りとなった。世界を分かつ「亀裂」をどう埋めるのか。国際社会は大きな課題を突き付けられた。
会合には、参加した100カ国・国際機関の代表のうち、米欧を中心に57カ国が首脳級を派遣した。これに対し、ロシアおよびその後ろ盾である中国に近い新興・途上国は、インドのモディ首相が参加を見送ったのをはじめ、南アフリカやインドネシア、ブラジルなどは高官級や大使級を派遣するにとどまった。
このためウクライナのゼレンスキー大統領は会合の決裂を避けるため、自身が提唱する10項目の和平案「平和の公式」のうち、和平の根幹に関わる「領土保全」や「露軍の撤退と敵対的行為の停止」といったテーマに詳しく立ち入るのを回避せざるを得なかった。
G7サミットが閉幕 声明、中国に対ロ物資停止要求
先進7カ国(G7)は14日(日本時間15日未明)、イタリア南部プーリア州ファサーノでの首脳会議(プーリアサミット)の成果をまとめた首脳声明を発表した。中国に対し、軍民両面で利用可能な物資のロシアへの移転停止を要求。ロシアの軍事機構を支援する中国や第三国の金融機関などに国際取引の制限といった制裁を科すと明記した。労働分野での人工知能(AI)の利用に関する行動計画を立ち上げると盛り込んだ。
サミットは13日に開幕。議長国イタリアのメローニ首相が15日、記者会見して閉幕した。
パレスチナ自治区ガザ情勢を巡り、バイデン米大統領が公表した新たな包括停戦案を支持すると強調。ガザ最南部ラファへの全面的な攻撃を深く懸念し、イスラエルに攻撃を控えるよう求めた。
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