自民・茂木氏後援会の使途不明金、資金移動14年で4.4億円
自民党の茂木敏充幹事長の資金管理団体が、使途公開基準の緩い政治団体「茂木敏充後援会総連合会」に毎年多額の資金を寄付して支出の具体的な内容が分からなくなっている問題で、寄付による資金移動が2009~22年の14年で4億4590万円に上ることが6日、政治資金収支報告書の分析で分かった。後援会総連合会の支出のうち使途明細がない割合は09年と12年を除き毎年90%を超え、全体で94・4%を占めた。
今回の裏金事件は「おとがめなし」? 自民党の新たな規律規約
今回の裏金事件は「おとがめなし」ということ? 自民党の新たな規律規約に党内でも高まる懸念
自民党は7日の政治刷新本部で、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた党則や規律規約、ガバナンス・コード(統治原則)の改正案を党所属国会議員に示し、大筋で了承された。政治資金規正法違反で政治団体の会計責任者が立件された場合、議員本人にも処分を科せると明記した。だが、党の判断で処分の有無を決めることも可能な上、改正前に起きた今回の事件には適用されないことに党内からは懸念の声も上がる。17日の党大会で正式決定する。
「次期戦闘機」第3国に輸出?――日本の「三原則」変更か
「次期戦闘機」第3国に輸出?――日本の「三原則」変更か “日本外し”に政府関係者が懸念「米の高い戦闘機を買い続けるしか」
イギリスやイタリアと共同開発する次期戦闘機について、自民公明両党が第3国への輸出を認めると合意する見通しです。日本には「防衛装備移転3原則」のルールがあるため、安全保障の大きな転換となる可能性があります。
小泉元首相「野党一本化なら大変」 年内解散の見方示す
小泉純一郎元首相、自民党の二階俊博元幹事長らが7日夜、東京都内の日本料理店で会食した。小泉氏はこの後、記者団の取材に応じ、衆院解散・総選挙は年内に行われるとの見方を示し、「野党が一本化したら大変だ」と述べた。
日本、29カ国ワースト3位 女性の働きやすさ、英誌が発表
英誌エコノミストは7日までに、先進国を中心とした29カ国を対象に女性の働きやすさを指標化した2023年のランキングを発表。首位は2年連続アイスランドで、上位4カ国を北欧諸国が占めた。日本は順位を前年から一つ上げたが下から3番目の27位。トルコが続き最下位は韓国だった。
五百旗頭真さん死去 80歳 元震災復興会議長、政治学者
東日本大震災復興構想会議議長や防衛大学校長を務めた神戸大名誉教授(日本政治外交史)の五百旗頭真(いおきべ・まこと)さんが6日、急性大動脈解離のため死去した。80歳だった。6日午後、執務中に倒れ、病院搬送後に亡くなった。
南岸低気圧、関東大雪の恐れ 平地でも、交通影響に注意
本州の南岸を進む低気圧の影響で、関東の平地では8日昼前にかけて大雪となる所があり、東京23区でも積もる可能性がある。8日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、関東北部山地で8センチ、箱根から多摩や秩父にかけてが7センチ、関東平地と甲信5センチ、東京23区3センチ。
ガザ休戦交渉、進展なく終了 ハマス代表団が離脱―戦闘5カ月
パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘で、米国やカタールなど仲介国を交えてエジプトのカイロで開かれた戦闘休止交渉は7日、大きな進展がないまま終了した。ガザの戦闘は7日で5カ月が経過したが、10日ごろ始まるイスラム教のラマダン(断食月)前の合意妥結は厳しさを増している。