前線活発化、10日まで大雨警戒 西日本と北陸…気象庁
気象庁は6日、西日本と北陸では7日から10日ごろにかけて大雨になる所があるとして、土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。梅雨前線が本州付近に停滞し、活動が次第に活発になる見込み。
九州北部では、8日午後6時までの24時間予想雨量が多い所で100~200ミリ。その後、9日午後6時までの同雨量は200~300ミリ。
中国地方などの西日本や北陸地方でも、10日ごろにかけて大雨となる恐れがある。
マイナ総点検、11月完了も 河野氏、知事会に伝達
河野太郎デジタル相は6日、全国知事会長の平井伸治鳥取県知事と会談し、今年秋としていたマイナンバー総点検の完了時期が11月ごろになる可能性を伝えた。知事会側は9月末ごろを想定していたが「例えば11月とかに遅らせることは十分ある」と述べた。5月以降、さみだれ式に表面化した混乱は長期化の様相を呈してきた。自治体にとっては時間的猶予が増え、事務負担の緩和につながる。
平井氏が会談後、記者団に明らかにした。マイナンバーが正確に登録されているかどうか点検する対象は、税金や医療など29項目の個人情報に及ぶ。河野氏は「弾力的に考えてもいいのではないか。秋というのは9月末に限った話ではない」と述べ、項目によっては、自治体などによる点検の完了が11月ごろになってもやむを得ないとの認識を示した。
点検を巡っては、自治体から膨大な事務作業を強いられるとの懸念が広がっている。河野氏は「不要な点検までする必要はない。現実に即した点検方法が考えられるのではないか」と説明した。
プリゴジン氏、ロシア滞在 ワグネル戦闘員は宿営地に
ベラルーシのルカシェンコ大統領は6日、6月下旬に武装反乱を起こしたロシアの民間軍事会社ワグネル創設者のプリゴジン氏がベラルーシ国内ではなく「ロシアにいる」と明らかにした。ワグネル戦闘員についても、ロシアが併合を宣言したウクライナ東部ルガンスク州の「常設の宿営地にいる」と述べた。プリゴジン氏を巡り、ロシアのプーチン大統領と近く会談するという。
【1年前の今日の出来事】 2022年7月6日