【深夜に、宮城・福島で震度6強、M7.4】
宮城・福島で震度6強、2分後に再び震度6強…都内でも震度4
16日午後11時34分頃、宮城県や福島県で震度6強を観測する地震があった。同36分頃にも、両県で震度6強が観測された。気象庁によると、36分頃の地震の震源は福島県沖で、震源の深さは約60キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.4と推定される。同庁は宮城、福島両県に津波注意報を発表した。予想される津波の高さは最大1メートル。
同庁によると、震度5強を観測したのは岩手県、山形県。震度5弱は、青森、岩手、秋田、山形、福島、茨城、栃木、新潟各県で観測された。東京都内でも震度4が観測されている。
【ウクライナ情勢】
東欧3カ国首相、キエフでゼレンスキー大統領と会談 協力を確認
ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、両国代表団による4回目の停戦協議に向けたオンライン形式での事前協議は、2日目の15日も結論が出ず、16日に持ち越した。状況が混沌とする中、ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、首都キエフ入りしたポーランド、チェコ、スロベニアの3カ国の首相と会談し、事態収拾に向けた協力を確認した。
ロイター通信などによると、3首相は欧州連合(EU)の決定を受け、EUのウクライナへの支持を伝えるため列車でキエフ入りした。ゼレンスキー氏は3首相との会談後の共同記者会見で「我々は3カ国を信頼しており、ウクライナの国と今後の安全保障が確保されると確信している」と述べ、謝意を示した。チェコのフィアラ首相は、ツイッターへの投稿で「我々は、あなた方が我々のために戦っていることを知っている。我々は味方だ」と支持を表明した。
【まん延防止等重点措置 21日で全面解除】
まん延防止、21日で全面解除 岸田首相「平時へ移行」―18都道府県延長求めず・政府
岸田文雄首相は16日、首相官邸で記者会見し、18都道府県に適用中の新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」について、21日の期限をもって全面解除する方針を表明した。
重点措置が解除されるのは北海道、青森、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、岐阜、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、香川、熊本の18都道府県。
全国の新規感染者、前週から5000人以上減少 5万7922人確認
新型コロナウイルスの感染者は16日、全国で新たに5万7922人確認された。前週の水曜日(9日)から5000人以上減少した。死者は163人、重症者は前日比30人減の1140人となった。東京都の新規感染者は1万221人で、前週の水曜日を約600人下回ったものの、6日ぶりに1万人を超えた。
予算案、22日成立の公算 戦後4番目のスピード
参院予算委員会で審議中の2022年度予算案の採決日程をめぐり、自民党の岡田直樹、立憲民主党の難波奨二両参院国対委員長が16日、国会内で協議した。自民党は18日の採決を目指していたが、折り合わずに持ち越しとなった。自然成立が迫っていることから、3連休明けの22日に本会議でも採決し、成立する公算が大きくなった。予算案が22日に成立すれば、村山内閣の1995年と並んで戦後4番目に早いタイミングになる。
【円 118円台】
円相場、118円36~37銭 16日午後5時現在
16日の東京外国為替市場の円相場は、午後5時現在1ドル=118円36~37銭と、前日(117円98~99銭)に比べ38銭の円安・ドル高となった。
【北朝鮮 弾道ミサイル発射、今年10回目】
北朝鮮、弾道ミサイル発射失敗 新型ICBM関連の可能性
岸田文雄首相は16日午前、首相官邸で記者団の質問に答え、「報道は承知している。情報収集中だ」と語った。韓国軍関係者は「高く上昇できず失敗した」と説明。高度20キロに達しない段階で爆発したもようだ。米インド太平洋軍は声明を出し、北朝鮮の行動を「非難する」と述べた。北朝鮮のミサイル発射は今年10回目。
【1年前の今日の出来事】 2021年3月16日