全国の新規感染者、初の3万人超 過去最多更新 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染者は18日、全国で新たに3万2197人確認され、過去最多を更新した。1日あたりの感染者が最も多かった2021年8月20日の2万5990人を大幅に上回り、初めて3万人を超えた。前週の火曜(11日)の約5倍にあたる。計18府県で感染者数が最多となり、全国で感染が拡大している。重症者は前日比18人増の261人。死者は10人だった。
全国最多の大阪府の新規感染者は5396人で、これまで最も多かった16日の3760人から大幅に増えた。他に過去最多となったのは栃木、群馬、山梨、長野、滋賀、京都、兵庫、和歌山、鳥取、島根、香川、愛媛、福岡、佐賀、長崎、熊本、宮崎の17府県。
東京都では5185人の感染が確認された。5000人超は21年8月21日以来、約5カ月ぶり。前週の火曜(962人)の約5倍で火曜としては最も多かった。
まん延防止、13都県追加へ 21日から来月13日まで―19日決定・政府
政府は18日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染急拡大を受け、緊急事態宣言に準じた対策が可能となる「まん延防止等重点措置」の対象として、東京、新潟、愛知など13都県を追加する方針を決めた。期間は21日から2月13日まで。19日の政府対策本部で正式に決定する。
対象に加わるのはほかに、群馬、埼玉、千葉、神奈川、岐阜、三重、香川、長崎、熊本、宮崎の各県。いずれも政府に適用を要請した。重点措置の対象は現在適用中の広島、山口、沖縄各県と合わせ、16都県に拡大する。
歌会始「窓」を詠む 愛子さま、初めて歌寄せ
新春恒例の皇室行事「歌会始の儀」が18日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われた。今年の題は「窓」。天皇、皇后両陛下と皇族方が詠まれた歌や、1万3830首の応募作から選ばれた10人の入選者らの歌が伝統的な発声と節回しで披露された。昨年20歳となった両陛下の長女愛子さまは学業の都合で出席は見送ったが、初めて歌を寄せた。
【1年前の今日の出来事】 2021年1月18日