東京オリンピック・パラリンピック 日本 メダル獲得数
金メダル 27
銀メダル 14
銅メダル 17
合計 58
【 8月8日(日)】
自転車 女子オムニアム 銀メダル
梶原 悠未(かじはら ゆうみ) 銀×1
日本勢初の世界女王となり、五輪でも金目指す。練習は母有里さんのサポートで二人三脚。
日本 バスケットボール 女子 銀メダル
「安全安心な五輪」共感得られず 世論分断、政権に逆風
菅政権は、新型コロナウイルス禍で沈鬱なムードにある国内世論を東京オリンピック成功で好転させ、内閣支持率の向上にもつなげようと狙った。しかし感染が急拡大する中、菅義偉首相が繰り返した「安全安心な大会」に国民の共感が集まったとは言えない。五輪を経て、政権への逆風はむしろ増した感さえあり、政府・与党内には徒労感が広がっている。
内閣支持率28% 発足後最低を更新 朝日新聞世論調査
朝日新聞社は7、8日に全国世論調査(電話)を実施した。菅内閣の支持率は28%と昨年9月の発足以降、初めて3割を切った。不支持率は53%。東京五輪開幕直前の7月調査の支持31%、不支持49%からいずれも悪化した。五輪開催は「よかった」が56%、「よくなかった」は32%だった。
政府・与党には、五輪による政権浮揚への期待があったが、思うようには表れていない。開催が「よかった」という人でみると、内閣支持が41%と全体で見た場合より高く、一定の押し上げ効果があるものの、それでも限定的だ。
菅義偉首相が言ってきた「安全、安心の大会」が「できた」は32%と少なく、「できなかった」が54%と多い。7月調査で見通しを聞いた際には「できる」21%、「できない」68%だった。
内閣への見方が厳しいのは、新型コロナウイルスをめぐる評価の低さが響いている。政府対応を「評価する」という割合は、菅内閣としては5月と並んで最低の23%に落ち込んだ。「評価しない」人では、不支持率が70%に上る。
菅首相のコロナへの取り組み姿勢は「信頼できない」が66%に達した。ワクチンを国民に行き渡らせる政府の取り組みも「遅い」が73%で、「順調だ」は20%と少ない。
9月末に自民党総裁の任期満了を迎える菅首相に、総裁に再選して首相を続けてほしいか尋ねた。「続けてほしくない」が60%と、「続けてほしい」(25%)を大きく上回った。自民支持層では「続けてほしい」44%と、「続けてほしくない」42%に割れた。
政党支持率は自民が32%、「仮に今、投票するとしたら」として聞いた衆院選比例区投票先としての自民は35%で、ともに5月以降横ばいが続いている。一方、立憲民主は支持率6%、投票先15%といずれも勢いが見られない。
秋までにある衆院選での与野党の議席について聞くと、「今とあまり変わらないままがよい」が34%。「野党が増やした方がよい」37%、「与党が増やした方がよい」15%だった。
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〈調査方法〉コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、7、8の両日に全国の有権者を対象に調査した。固定は有権者がいると判明した1095世帯から556人(回答率51%)、携帯は有権者につながった1964件のうち839人(同43%)、計1395人の有効回答を得た。
五輪で自粛ムード「ゆるんだ」61% 朝日新聞世論調査
この夏の東京五輪の開催で、新型コロナウイルス対策としての世の中の自粛ムードが「ゆるんだ」と答えた人は61%――。朝日新聞社が7、8日に実施した全国世論調査(電話)で、そんな結果が出た。「それほど(ゆるんだというほど)ではない」と答えた人は、32%だった。
新型コロナの政府対応をめぐっては、菅内閣発足直後の昨年10月こそ、「評価する」が「評価しない」を上回っていたが、今年に入ってからは一貫して「評価しない」の方が多い。自粛頼みが続く中、五輪がマイナスの影響を与えたようだ。
自粛ムードが「ゆるんだ」と答えた割合は、女性で66%、男性で56%だった。年代別では、30代が5割強で比較的少なく、50代が7割近くと多い。
五輪開催が「よくなかった」という人(全体の32%)では、そのうち78%が自粛ムードが「ゆるんだ」と見ている。開催が「よかった」という人でも、そのうち50%は「ゆるんだ」と感じている。
自分がコロナに感染して重症化する不安は「大いに感じる」が34%、「ある程度感じる」も45%に上る。「大いに感じる」という割合を年代別に見ると、30代で24%と低いのが目立つ。50代も31%と比較的低い。
昨年11~12月に郵送方式で実施した全国世論調査で同じ質問をした際には、重症化の不安を「大いに感じる」42%、「ある程度感じる」45%だった。調査方法が異なるため単純な比較はできないが、ワクチン接種が進んでいる割には、不安感は大きくは変わっていないようだ。
コロナのワクチン接種をすませた証明書の有無で、飲食店利用やイベント参加の条件に差をつけることが、経済界の一部などで検討されている。この案について賛否を聞くと、「賛成」47%、「反対」42%と大きく意見が割れた。賛成が比較的目立つのは、自民支持層の55%だった。ただ、政府は接種証明書のこうした使い方で「不当な差別につながることがあってはならない」として、導入に慎重姿勢だ。
シンクロ経験と勇気 海底の高2を素潜り救助 37歳主婦に感謝状
福岡県糸島市の芥屋(けや)海水浴場で溺れた男子高校2年生(17)を救助したとして、唐津海上保安部は6日、福岡市東区の主婦、中山まゆこさん(37)に感謝状を贈った。シンクロナイズドスイミングの経験を生かし、約2メートルの海底に沈んだ男子生徒を素潜りで引き上げ、呼吸の気道を確保して浜まで運んだという。
唐津海保の林亮治部長は「勇気と迅速的確な判断、卓越した救助技術で未来ある高校生の命を救った」とねぎらった。中山さんは林部長から感謝状を受け取り、「小学5年から高校1年まで続けたシンクロのおかげで、立ち泳ぎなどが出来たのが大きかった」と振り返った。
全国で新たに1万4472人感染 日曜日として過去最多
新型コロナウイルスの感染者は8日、全国で新たに1万4472人確認された。日曜日の新規感染者としては過去最多。重症者(8日午前0時現在)は前日より70人増えて1138人。
東京都内で新たに4066人感染 5日連続で4000人上回る
東京都は8日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに4066人確認されたと発表した。1日あたりの感染者が4000人を超えるのは5日連続。
大阪府で新たに1164人感染 6日連続で1000人上回る
大阪府は8日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1164人確認されたと発表した。前週の日曜(1日)の890人から274人増えた。6日連続で1000人を上回っている。