厚労省専門家組織「“第8波”が来る可能性が高い」(TBSテレビ 2022年9月7日(水) 22:48)
コロナ対策を政府に助言する専門家組織の脇田座長は、全国的に感染者の数は減少傾向に転じたものの、次の“第8波”が来る可能性に懸念を示しました。
厚労省アドバイザリーボード 脇田隆字座長
「いわゆる“第8波”、次の波ですね。これが必ず来る可能性が高いということ。そうであれば、これまでの感染拡大と同じ、あるいはそれ以上のものが来る可能性を想定して対策しないといけない」
専門家会合後の記者会見で脇田座長は、全国の直近1週間の感染者の数は前の週と比べて0.69倍となり、すべての都道府県で感染者の数が減少したとの見解を示しました。
その一方で、7日から始まった水際対策の緩和に伴って、新たな変異ウイルスが国内に入ってくる可能性も考えられるとして、脇田座長は「今後も感染の流行が来る可能性があることを想定して対策を進めておくべき」だと強調しました。