国際

「聖火リレーの火は消されるべきだ」(米NBC 英文=全文、一部和訳) オリンピック聖火リレーはヒトラーが始めた !! 

3月25日に福島県でスタートした東京五輪の聖火リレーについて、米テレビ局のNBC(電子版)は、元プロサッカー選手で米パシフィック大教授のジュールズ・ボイコフ氏が「聖火リレーの火は消されるべきだ」と厳しく批判したオピニオン記事を掲載した。ボイコフ氏は、新型コロナウイルスのパンデミックの中でのリレーは「五輪の華やかな行事のために、公衆衛生を犠牲にするリスクを孕んでいる」と主張。また、1936年のベルリン五輪で始まった聖火リレーが、当時、ドイツ政権を担っていたナチスの政治的なプロパガンダとして利用されたという経緯があったことを紹介している。
社会

各地で異常な感染拡大、その原因は変異ウイルス すでに40%以上が変異株 

緊急事態宣言の全面解除を待たずして、2月下旬から感染拡大の兆しが見えてきた。解除したのだから、なおさら感染は拡大する。その背景に変異ウイルスの広がりがあると見られている。倉橋節也・筑波大教授(社会シミュレーション学)は、国内で新型コロナウイルス変異株による感染拡大が続くと、ワクチン接種が進んでも、東京都内ではこれまでの感染規模を上回る可能性があると試算した。すなわち、ワクチン接種さえすれば手放しで安心できる、という状況にはならない可能性がある。
政治・経済

吉村知事 やることすべてが場当たり的、大阪府は「第4波に入った」

大阪府の吉村洋文知事は29日、新型コロナウイルスの感染者急増を受け「第4波に入った」との認識を示し、国に「まん延防止等重点措置」の適用を要請する考えを表明した。吉村知事は国に緊急事態宣言の早期解除を要請し、解除されて感染が再拡大すると、まん延防止措置の適用を国に要請、お店にはマスク会食を義務付ける。やることすべてが場当たり的。
社会

【図解】日本はすでに第4波に突入。勢いは第3波を追い越す。医療崩壊は防げるのか。オリンピックは開催できるのか。

グラフを見る限り、日本はすでに第4波に突入している。聖火リレーが始まり、7月のオリンピック開催が迫る。しかし、新規コロナ感染は緊急事態宣言の全面解除の前から拡大の兆候を見せている。ワクチン接種は遅れており、政府が唱える病床の確保やPCR検査の拡大は、以前と同様にかけ声だけだ。しかも感染力と重症化率の強い変異ウイルスが全国に広がりつつある。そんな状況下でGoToキャンペーンの再開。正気の沙汰とは思えない。順当にオリンピックが開催されるとなると、世界中からスポーツ選手や関係者が万人単位で来日する。万が一にも選手が感染したら、収容する病院はあるのか。その間に日本国民が感染したら、すべて自宅に放置され、病院は選手優先となるのか。
政治・経済

長崎県諫早市の市長選挙、自民党推薦の現職が破れる

任期満了に伴う諫早市長選(長崎県)は21日に告示され、28日に投開票が行われた。即日開票の結果、無所属新人で前県議の大久保潔重氏(55)が、無所属現職の宮本明雄氏(72)=自民推薦=、無所属新人の元国土交通省職員、山村健志氏(47)を退け、初当選を果たした。
社会

すでに第4波が始まっている。宮城、山形、愛媛など地方で感染が急拡大。前週比は、東京が1.11倍、愛知、大阪、京都、兵庫が1.5倍前後。

新型コロナウイルスの感染再拡大が国内で鮮明になってきた。新規感染者数(7日平均)が前週より増えたのは26日時点で28都府県に上る。変異ウイルスが一因との見方も出ている。宮城や山形、愛媛など地方で感染が急拡大している他、東京が前週比で1.11倍、愛知、大阪、京都、兵庫の各府県も1.5倍前後となった。
文化・歴史

歌会始 両陛下、コロナ収束を祈る

皇室の恒例行事「歌会始の儀」が3月26日、皇居・宮殿「松の間」で開かれた。1月に予定されていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で2か月余り遅れての開催となった。天皇、皇后両陛下はコロナ禍の収束を願う気持ちを歌に込められた。今年のお題は「実」。両陛下や皇族方に加え、国内外から寄せられた1万3657首から選ばれた入選者10人、選者らの歌が独特の節回しで披露された。
政治・経済

長期自民党政権下で、官僚倫理は崩壊し、国民の実質賃金は下落。政権交代だけが国民の命と暮らしを守る。

小沢一郎事務所が発信するツイッターから、その一部を抜粋・掲載した。小沢一郎衆議院議員は、1993年に細川政権を、2009年に民主党政権を樹立し、これまで2度の政権交代を果たした。47歳の若さで自民党幹事長に就任し、それ以降、小沢氏は常に政局を動かしてきた。「政権交代だけが国民の命と暮らしを守るための現実的な方法」「自民党政権下で国民の実質賃金は一貫して下落した」「国家公務員が学ぶべきは、不正しない、隠蔽しない、改ざんしない…」「総理の記者会見 都合の悪い質問は無視、お気に入りの記者しか当てない」「各社に携帯電話料金引き下げを指示する中、一社の接待を受ける」
政治・経済

菅義偉内閣のデジタル革命とカーボンニュートラル宣言、その実態は総理にシッポを振る御用達からなる縁故資本主義

辛口評論と口の悪さで有名な金子勝慶應義塾大学名誉教授。しばしば炎上する金子氏のツイッターから一部をピックアップした。「自民党観光立国調査会はGoToトラベル再開を決議、第4波を加速する」「GoToイートの村井知事、イソジン維新の吉村知事 「ただ自粛」はもはや限界」「河井克行元法相、買収を認める。自民党幹事長は「他山の石」」「菅義偉内閣 カネにシッポを振る御用達だけ雇う縁故資本主義」「コイケ都知事の「何もしない」自粛路線は失敗」「武田総務大臣、「記憶にない」と答弁するよう官僚に指示」「武田総務大臣、ドコモTOBの最中にNTT社長と会食」「東京電力、原発を稼働する資格に欠ける」
社会

東京オリンピック・パラリンピック 聖火リレーがスタート 辞退した芸能人・著名人の一覧とその理由

東京五輪の聖火リレーが3月25日、福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)からスタートした。121日間をかけ、47都道府県、859自治体を約1万人のランナーが聖火をつなぐ。当初予定されていた芸能人・著名人ランナーで、辞退した人の一覧(走行都道府県、氏名、肩書、辞退の理由)を作成した。
文化・歴史

「他山の石」の由来は、中国最古の詩集「詩経」に 自民党の「自山の石」

「他山の石」とは「他人の誤った行動や言葉を無視してしまうのではなく、学びとして自分の中に取り入れ参考にすること」という意味。ところが、自民党二階幹事長は、公選法違反の罪に問われた元法相の衆院議員河井克行被告をめぐり、「これはもう議論の余地のないこと。党としても他山の石としてしっかり対応していかなくてはならない」と述べた。野党からは「(事件は)自民党のど真ん中で起こった」「他山ではなく紛れもなく自分の山、自山だ」と指摘。ツイッター上でも「『他山』じゃなく、当事者なのに」「自分の山でしょ」といった批判が相次いでいる。原点に立ち返って「他山の石」について調べた。
政治・経済

河井克行元法相 公選法違反裁判、今日から被告人質問が始まる。「取り返しのつかないことをした。全ての責任は私にある。」

2019年参議院選挙をめぐる大型買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)罪に問われた衆議院議員の元法相、河井克行被告の公判が3月23日、東京地裁であり、初の被告人質問が行われた。克行被告は地元広島の議員や首長、後援会関係者に対する現金提供について、「妻の当選を得たいという気持ちが全くなかったとは言えない」と述べ、選挙買収だったと一転して認めた。主張を翻した理由を「認めるべきことは認めることが、政治家としての責任の取り方だと考えるに至った」と説明。「取り返しのつかないことをした。全ての責任は私にある」として議員辞職する意向を表明した。
政治・経済

東京都 コロナ感染者数が減らないのは、小池知事の「無策の結果」 打つべき手を打たないで、飲食店に30万円の過料を科す

東京都民の命と健康を守ることよりも、コロナを政局に利用する小池知事。打つべき対策を打たないで、都民には自粛を、飲食店には時短を要請する。従わなければ30万円以下の過料を科す。都民と飲食店は怒り心頭だ。
科学・技術

カーボンニュートラルの切り札は洋上風力発電 ポテンシャルは原発700基分

菅総理が掲げる2050年カーボンニュートラル宣言。その切り札は洋上風力発電。潜在的発電容量はなんと原発700基分もある。普及が進めばコストが下がり、すそ野が広いため、モノづくり産業を押し上げる。
科学・技術

再エネ導入で遅れる日本 3つの規制を緩和せよ

再生可能エネルギーの導入を進める動きが世界で加速している。日本でも、菅政権が2050年に二酸化炭素の排出を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」の目標を掲げ、その実行計画でも、再生可能エネルギーの導入を「最大限進める」と明記した。現在、日本の電力において再生可能エネルギーが占める割合は18%。この割合を上げていく上で、いま日本は“壁”に直面している。再生可能エネルギーの導入を拒む3つの規制を緩和せよ。