福島原発の処理水、政府は海洋放出の方針 トリチウム1グラムで1000人を殺傷
東京電力福島第一原発で発生した汚染水を浄化処理した後の放射性物質トリチウムを含む水について、政府は海へ放出処分する方針だ。一方、全漁連岸会長は「絶対反対の考えはいささかも変わらない」と、改めて海洋放出反対の考えを明言。水産業者らが懸念する風評被害の対策について「首相から聞いていない」と憤った。そもそもトリチウムは安全か。1グラムで1000人を殺傷する能力があるという。故・小柴昌俊ノーベル賞受賞学者はトリチウムの危険性からそれを燃料とする核融合実験反対の嘆願書を総理に提出していた。